旅行代 平均63万9000円
<海外挙式の2人分の旅行代金(万円)>
海外挙式の2人分の旅行代金(航空代金、宿泊代)の平均。平均で約64万円となっている
結婚情報誌「ゼクシィ」海外ウェディング調査2013(リクルート発行)調べ
行き先別で見ると、ヨーロッパが74万4000円に対してグァムが44万7000円と行き先によってばらつきが多く出ています。海外挙式の場所選びは、かかる費用がダイレクトに決まりますので、慎重に決めたいところです。
お土産代・ショッピング費用も忘れずに
<海外挙式のお土産とショッピング費用(万円)>
結婚情報誌「ゼクシィ」海外ウェディング調査2013(リクルート発行)調べ
ちなみに、国内で挙式をした場合の新婚旅行のお土産代の平均は11万7000円(ゼクシィ結婚トレンド調査2013(リクルート社調べ)。海外挙式のほうが、式に参加した両親などにお土産が不要な分、お土産代は少なくすむようです。
海外ウェディング 平均161万1000円
<海外ウェディングの総額(万円)>
旅行代金、挙式料、現地でのパーティ・会食の費用の合計。
結婚情報誌「ゼクシィ」海外ウェディング調査2013(リクルート発行)調べ
新婚旅行と思えば安い?
国内で挙式をしても、新婚旅行に行くのが一般的。どうせ、新婚旅行に行くのですから、海外挙式の旅行代も新婚旅行と同じことですよね。国内で挙式をした場合、新婚旅行の費用は平均で57万3000円(ゼクシィ結婚トレンド調査2013(リクルート社調べ)。新婚旅行代57万3000円を考えると、海外挙式の旅行代63万9000円は大きな負担にはならないかもしれません。
国内での披露パーティがカギ
このように、海外挙式と国内挙式のお金を考えると、挙式料は国内より安くあがり、新婚旅行やお土産は海外も国内もそう変わらないということがわかりました。では、海外挙式のほうがお得なのでしょうか? 一概にはそうとも言い切れないことがあります。それは、結婚後の披露パーティ。
国内挙式でも一番がかかるのが、披露宴の費用でした。ご祝儀があるとはいえ、本人達の負担もかなりのもの。これがあるかないかで、結婚式の収支ががらりと変わります。国内挙式であれば挙式と披露宴は同じ日に行うので、衣装などの準備も一回ですみます。海外挙式であれば、帰国後にまた準備をする二度手間になります。もちろん費用もそれだけかさみます。
海外挙式の費用を安くしたいのであれば、帰国後の披露パーティを簡素にすることが重要です。
いかがでしたか? 海外ウェディングの挙式費用は、国内挙式より割安となりそうです。旅行代金も新婚旅行と思えば、新たな費用負担ではありません。帰国後の披露パーティに気をつけさえすれば、海外挙式は割安で結婚式が行えるといえるでしょう。