“豊作”トレンドはいっそう勢いを増して続く
数年来にわたって続く輸入車の“豊作”トレンドは今年もいっそう勢いを増して続くと予想されるが、その一方で、増税による高額商品の買い控えが進み、乗用車の需要の落ち込みも懸念されている。前回の消費税増税時(2%増)がそうだったからだ(そろそろ本当に自動車ユーザーから搾り取るだけ搾り取る税制は勘弁してほしいものだ)。けれども、そんなネガティブ要因を上回るほどの、つまりは消費者に“それでも欲しい!”と思わせるような、ポジティブ要素に満ちたプロダクトを積極的にリリースできたブランドだけが、未来への橋頭堡を築くことになるだろう。要するに、“借金してでも欲しい”と思わせる商品を提供できるか否かにかかっている、というわけだ。
セグメントごとに、期待の輸入車を論評してみたい。