航空券/航空会社・エアライントピックス

フレンドリーな魅力あふれるニュージーランド航空

みなさんはニュージーランドにどんなイメージを持っていますか?羊の国、キウイバードの国、ロード・オブ・ザ・リングの舞台? ニュージーランドのナショナルキャリア、ニュージーランド航空は、楽しいセキュリティビデオでも話題のエアライン。その魅力に迫ってみました。

三田村 蕗子

執筆者:三田村 蕗子

航空券・飛行機ガイド

シダの葉がトレードマークのニュージーランド航空

B787

これから導入になるB787。存在感を増したシダのデザインが美しい

ニュージーランドを代表するエアライン、ニュージーランド航空の設立は1980年。日本には成田空港と関西空港に就航しています。

まず基本的な情報を紹介しましょう。1940年に設立されたニュージーランド航空は、ニュージーランド国内をはじめ、アジア太平洋、北米、ヨーロッパの16カ国53都市に就航する、スターアライアンス加盟のエアラインです。

日本には1980年に就航をスタート。路線は現在、成田-オークランド(週5~7便)、関空-オークランド(週1~3便)の2つ。フライト時間は、往路が約10時間30分、復路が11時間30分。アジアやヨーロッパとは異なり、復路の方がフライト時間が長いんですね。

日本線には、以下の2つの飛行機が就航しています。
  • B777-200ER
  • B767-300ER
ビジネスプレミア

B777-200のビジネスならこんな風に向かい合っての食事も

どちらが飛ぶかは曜日によって異なるのですが、ビジネスクラスに乗るのであれば、絶対にお勧めなのがフルフラットシートが導入されているB777-200ER。B767-300ERはどちらかといえば古いタイプのビジネスクラス。より快適な機内生活を送るにはB777-200ERが飛んでいる日の事前確認が不可欠、といえそうです。

 

限りなくビジネスクラスに近いプレミアムエコノミー

ニュージーランド航空にはファーストクラスがありません。一番上級のクラスはビジネスクラス。ただし、B777-200ERにはエコノミーとビジネスの中間に位置するプレミアムエコノミーが設けられています。ビジネス・プレミア(ビジネスクラス)、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス制なのです。

いま、このプレミアムエコノミーを導入しているエアラインが増えていますが、「エコノミーよりちょっと良い」程度か「ビジネスにかなり近い」かに分けられるのではないでしょうか。うれしいことにニュージーランド航空のプレミアムエコノミーは後者のタイプなんですね。

特徴を挙げてみましょう。
  • シートピッチは約104cm(B777-200ER)とビジネスと比べてもあまり遜色なし
  • リクライニングの角度はエコノミークラスに比べて約50%も深い
  • 機内食はビジネスクラスとほぼ同等の食事
  • 上級クラス専用チェックインカウンターでチェックイン可能
そのクオリティは、世界的な航空サービスリサーチ会社のスカイトラックスの「2013年度ワールド・ベスト・プレミアムエコノミー・クラス」賞を受賞しているほど。運賃は22万円~(正規割引)。ニュージーランドまでの10時間を超えるフライト、奮発してプレミアムエコノミーを選んでみてはいかがでしょう。

ワイン

エコノミーでも飲み放題のニュージーランド産ワイン

ところで、ニュージーランドはワインの大産地であることをご存知ですか? ニュージーランド航空の機内ではもちろん自国産のワインを豊富に取り揃えていますが、このワインはエコノミークラスでも飲み放題なんですね。

機内エンタメも申し分ありません。8.4インチの専用ディスプレイで、ハリウッドの最新作から邦画まで、合計1000時間以上の豊富なプログラムを利用できます。日本語字幕や吹き替えがついた映画は7~8本。ワインを飲んで、機内エンタメを満喫して、楽しい機内生活を送りましょう。

>>こんなセキュリティビデオ、見たことない!
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