住宅設計・間取り/リビング・ダイニングの間取り

間取りで迷う、吹き抜けと階段のメリットデメリット(2ページ目)

注文住宅では、あれこれと自分の気に入った設備機器や仕上げ材を選べる楽しさがあります。その反面迷うことが多いのも注文住宅です。特に間取りにおいては、リビングと階段について迷いが生じると、全体の間取り構成に大きく影響を及ぼします。そこで、リビングと階段の迷うポイントを整理してみます。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


階段はどう考える

10年位前であれば、一般住宅の階段は孤立していてリビングの中に設けるという考え方はあまり見かけませんでした。しかし近年は高気密高断熱の普及と共に温熱環境も向上され、リビングの中に階段を設けることがより容易になってきたのです。それと各スペースをこまかく区切らず大きな空間をつくり、家族の気配を感じさせる間取りが多く見受けられます。

〇独立階段型
階段の足音は家族の気配を感じさせる反面、夜中や早朝など生活時間のズレによって時には耳障りになります。落ち着いたリビングにしたいのなら独立型階段をお勧めします。
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〇リビングイン階段
上下階のコミュニケーションはもちろん、広く開放感を演出させてくれるオブジェの様な階段にデザインすることもできます。

ただ、デザイン性ばかりでなく安全性も考慮する必要があります。
大切なことは何をもっとも重要と考えるかです。

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