エーゲ海沿岸地方 (パムッカレ、エフェス、イズミール等)
イズミール近郊のリゾート地(チェシュメ)
エーゲ海沿岸はトルコ国内でも経済的に豊かな地方で、夏はリゾート地としてトルコ人のみならずヨーロッパなどからも多くの人々が訪れ賑わいを見せます。海は美しく澄んでおり、エーゲ海クルーズ船なども多く出入りしています。また、日本人旅行者にはエーゲ文明の遺跡都市が多くあるという点でも人気の地域。オリーブやブドウの産地として有名なので、オリーブオイル、オリーブ石鹸、ワインにおいては、かなり上質のものが手に入ります。
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ベルガマ、エフェス、イズミール
エフェス古代遺跡のケルスス図書館
ベルガマのベルガモン遺跡やエフェスの古代遺跡は、日本発着のツアーに必ずと言っていいほど含まれている観光名所。そして、この二つの地点に行くのに拠点となるのが、トルコ第三の都市、イズミールです。イズミールは経済的に安定した町ですが、かといって大都市イスタンブールほど人口集中が起きていないため、それほど混沌としておらず、滞在するには一番落ち着ける町かもしれません。
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パムッカレ
パムッカレの石灰棚
真っ白な石灰棚で有名なパムッカレの風景と、隣接するヒエラポリスの遺跡は、共に世界遺産登録されています。「綿の城」という意味を持つパムッカレの石灰棚が夕日を浴びてピンク色に染まる様はとても美しく、これを見ずしてトルコを離れるわけにはいきません!
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ボドルム
ボ ドルムは、トルコの芸能人なども夏になると多く訪れる有名リゾート地で、夏の物価はイスタンブールに勝るとも劣らず……。ですが、その分セレブなホテルやレストランも揃っているので、ここならちょっとしたぜいたくな休暇を味わうことも可能です。町の中心地には、その壮麗さから世界七不思議の一つに選ばれているマウソロス廟もあるので、こちらもお見逃しなく。
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フェティエ
フェティエのオリュデニズ
フェティエは崖に掘られた岩窟墓も見どころですが、何と言ってもオリュデニズと呼ばれる紺碧の海と真っ白な砂浜が有名です。また、世界遺産の遺跡都市、クサントスとレトーンまで行くのに起点となる町でもあります。