インフレで物価が高騰!

アジアの最貧国のひとつとして知られるネパール。為替レートによっても感じ方は変りますが、全体的な価格は日本の半分以下の印象になるでしょうか。しかし現在インフレで、短期的に何もかもが目まぐるしく高騰しており、物価の上昇は今後も続くと見られています。

物価は地域差もあり、カトマンズやそのほかの都市部と、農村部、ヒマラヤの山岳部で物価はかなり異なります。観光客が多く訪れるカトマンズのタメル地区、ポカラのレイクサイドなどでは同じ品物でも高めの設定になっていますし、トレッキングルート上では、高地になるほど物価は上昇していきます。

ここからはシチュエーション別に物価についてみていきましょう。

1ネパールルピーはおよそ1円(2014年2月現在)

食品と衣料品

アサンの野菜市場

庶民の台所アサン市場

市場や八百屋の国産食料品や生鮮食品、衣料品など、地元の人々の生活必需品はとても手頃な価格ですが、品質については価格に見合ったものと言わざるを得ません……。バザール界隈では定価というものが存在しないため、妥当な値段であるかどうかの見極めは地元民でも難しいところです。

ネパール料理に多用する香辛料や毎日の習慣で飲まれている紅茶は、新鮮で沢山の種類があり、日本と比べると3分の1程度と格安です。コカコーラ500ml入りペットボトルは40ネパールルピーです。

輸入品の価格

一方、スーパーマーケットでは明確に値札が表示されています。ですが各国からの輸入食料品や調味料、お菓子、ワインやビールなどの酒類、ミネラルウォーター、その他トイレットペーパーなどの紙製品は日本以上の価格です。
有名ブランド、ファストファッション衣料品、靴などは概して日本以上の値段になっています。

身近な一例をあげますと、シンガポール製のキッコーマン醤油1リットルボトルは、このところのルピー安も手伝ってさらに値上がりし、640ネパールルピー,
韓国製インスタント麺一袋125ネパールルピーとなっています。

外食にかかる費用

ローカル食堂のダルバート

ネパール定食「ダルバート」お替り自由で食べ放題!

原材料や人件費、家賃、諸々の値上がりもありますが、サービスチャージ10%と付加価値税VAT13%が加算されるようになり、近年、外食費が非常に高くなりました。比べると、以前ほど割安感は感じられませんが、ローカル食堂やストリートフードはそれでもまだまだ庶民的な価格です。

  • ローカル食堂のネパール定食「ダルバート」 150~300ネパールルピー
  • 蒸し餃子モモ、焼きそば 100~150ネパールルピー
  • 伝統舞踊レストランでのネパールコース料理 15米ドル~
  • カフェにてコーヒー 1杯120ネパールルピー~
  • 老舗ピザ屋にて ピザ、サラダ、飲み物 1300ネパールルピー
  • 国産銘柄ビール大瓶(小売) 170ネパールルピー~
  • 海外銘柄ビール大瓶(小売) 255ネパールルピー~
レストランやカフェ、ホテルでの食事と飲み物は、場所によってはランチでも1000ネパールルピーを超える出費になります。その他は日本食レストランが日本の半額くらい。デラックスホテルで最上級のネパール料理のコースを頼んでも、一人80米ドル程度で大抵まかなえますので、それでも世界的に見ればとても安いと言えるでしょう。

ホテルと宿代の相場

宿泊については、エリア、ホテルのグレード、客室タイプやシーズンによって大きく異なります。一般的に表示料金とは別にサービス料10%、VAT13%が加算されます。
  • ゲストハウスのドミトリー(相部屋、バスルーム共同)300ネパールルピー~
  • 小規模のゲストハウス 10米ドル~
  • エコノミーホテル 30米ドル~
  • スタンダードホテル 50米ドル~
  • デラックスホテル(シャングリラホテル・ハイアットリージェンシー) 150米ドル~
シ ングルとツインでは、料金はわずかしか変わりません。オフシーズンとされるモンスーン期 (6~9月)は、オフシーズン料金が設定され安くなります。小規模のホテルなら連泊割引、朝食や送迎のサービスをつけてくれることもあるので、予約時に交渉してみましょう。