地上の楽園、クロアチアの美しき世界遺産

九州の約1.5倍の面積に約440万の人々が暮らす小さな国、クロアチア(九州の人口は約1300万人)。美しい豊かな自然と歴史的遺産を数多く抱えるクロアチアには、「地上の楽園」とも賞賛されるほど美しい場所がいくつも存在します。現在登録されているクロアチアの世界遺産は文化遺産が6件、自然遺産が1件。計7件もの世界遺産がこの小さな国に詰まっているのです。今回はクロアチアの世界遺産とその魅力を一挙ご紹介したいと思います!

ドゥブロヴニク旧市街 - (1979年、1994年拡大)

ドゥブロヴニク旧市街

オレンジ色に輝く宝石箱のようなドゥブロヴニク旧市街

“Those who seek paradise on Earth must come to Dubrovnik”
(地上で楽園を探す者は、ドゥブロブニクへおいでなさい)

映画『マイ・フェア・レディ』の原作者として有名な、アイルランドの劇作家バーナード・ショーはこのように述べました。

クロアチアに行くのなら、絶対に足を運んでおきたい世界遺産。それが、「アドリア海の真珠」とも称えられる世界遺産の街ドゥブロヴニクです。真っ青な海と空とオレンジ色の屋根のコントラストが美しい、城壁に囲まれたドゥブロヴニク旧市街にはゴシック様式、バロック様式など、様々な時代の建築様式で建てられた教会や修道院、宮殿など多くの歴史的建造物、そして民家がひしめいています。小ぢんまりとした街ですが、歴史と魅力がたくさん詰まった見所満載のドゥブロヴニク。人々を魅了し続けるこの街には「地上の楽園」をひと目見ようと、毎年世界中から多くの人が訪れます。

プリトヴィツェ湖群国立公園

プリトヴィッツェ国立公園

森と湖と滝が織り成す絶景

クロアチアにはもうひとつ、地上の楽園と呼ぶにふさわしい場所が存在します。

プリトヴィッツェ国立公園

驚くほど透明度の高い水

緑の森と果てしなく透明な青い湖が織り成す世界自然遺産、プリトヴィツェ湖群国立公園です。大小16もの湖が階段状に点在し、それらの湖は無数の滝で結ばれています。水は驚くほど透明度が高く、湖の底に沈む木々や魚が遊歩道からハッキリと見ることができます。その時の太陽の光の強さ、水中に含まれるミネラル分の量などによりブルーからエメラルドグリーンまで、様々に色が変化する湖。幻想的なまでに美しい自然が溢れるこの地は、まさに癒しの楽園!

花が咲き新芽が息吹く春、森の緑が一層深まる夏、紅葉が美しい秋、滝も凍りつく銀世界の冬と四季折々の表情を見せてくれます。そんなプリトヴィッツェ国立公園は何度訪れても、きっと異なる感動を与えてくれることでしょう。