マカオ/マカオのホテル

歴史的建造物が高級ホテルに変身!マカオのポウサダ

「ポウサダ(Pousada)」とはポルトガル語で貴族の館やお城といった歴史的建造物などを改装して営業しているホテルのことを指す。 現在マカオには3軒のポウサダがあり、どれも海外、特に欧米からの旅行者に大人気。

執筆者:勝部 悠人

貴族の館やお城を改装、マカオのポウサダ

「ポウサダ(Pousada)」とはポルトガル語で貴族の館やお城といった歴史的建造物などを改装して営業しているホテルのことを指します。 今、マカオには3軒のポウサダがあり、どれも海外、特に欧米からの旅行者にたいへん人気があります。なお、ポウサダにはカジノがありません。

ポウサダ・デ・サンチアゴ

中世の雰囲気を今に伝える調度品が並ぶ客室 (c) Hotel Lisboa Group

中世の雰囲気を今に伝える調度品が並ぶ客室 (c) Hotel Lisboa Group

元要塞だっただけあって入口も洞窟風 (c) Miyuki Kume

元要塞だっただけあって入口も洞窟風 (c) Miyuki Kume

ここは元々17世紀にポルトガル軍が外敵に目を光らせていたバラ要塞だった建物が豪華ホテルに生まれ変わったもの。エントランスからロビーへと続く細くて狭い階段など、当時の名残が随所に見られます。客室はアンティークな調度品でまとめられており、中世ヨーロッパの雰囲気に満ち溢れています。なお、非常に人気が高い上に部屋数が12室と少ないため予約は早めに。宿泊客以外でも利用できるレストランとカフェもあり、気軽に訪ねることも可能。

<DATA>
Pousada de São Tiago
住所:Avenida da Republica, Fortaleza de São Tiago da Barra(マカオ半島)
TEL:+853-2837-8111
料金:2600パタカ~

詳細記事はこちら>>17世紀の砦を改装したマカオの穴場ホテル、サンチアゴ

 

ポウサダ・デ・コロアン

時代をタイムスリップしたかのような感覚 (c) Miyuki Kume

時代をタイムスリップしたかのような感覚 (c) Miyuki Kume

すべての客室がバルコニー付

すべての客室がバルコニー付

コロアン島の南、竹湾ビーチ沿いにひっそりと建つ、ポルトガル人の屋敷を改装したポウサダ。豪華さはなく、鄙びた雰囲気のプチホテルといった感じですが、都会の喧騒を忘れてゆっくり過ごすには最適といえます。各客室にはビーチに面した広めテラスがあるのもポイントです。ホテル内のレストランでは本格的なポルトガル料理が楽しめ、宿泊客以外でも利用可能。

<DATA>
Hotel Pousada de Coloane
住所:Praia de Cheoc Van, Coloane(コロアン島)
TEL:+853-2888-2144
料金:1280パタカ~

詳細記事はこちら>海辺のプチホテル、ポウサダ・デ・コロアン/マカオ

 

ポウサダ・デ・モンハ(旅遊学院)

レストラン側のエントランス。このレストランもたいへん人気 (c) Miyuki Kume

レストラン側のエントランス。このレストランもたいへん人気 (c) Miyuki Kume

マカオ半島の北部、モンハの丘の中腹に位置。元々、砦に付随する兵舎として建てられ、その後政府高官の宿舎としても利用されていた建物がルーツです。普通のホテルと違い、官立の観光専門学校「旅遊学院」の付属施設として教育研修の場になっています。少々不便な立地は否めませんが、ヒストリカルな雰囲気と平日と週末の価格差も少ない価格設定、さらに美味しいポルトガル料理レストランで朝食を楽しめると人気は抜群。

<DATA>
Pousada de Mong-Há
住所:Colina de Mong-Há(マカオ半島)
TEL:+853-2851-5222
料金:480パタカ~
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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