再開発を睨んでマンション、建売一戸建てなど
新築住宅の供給が増加中
前述したように、豊田では駅前の再開発が進行中ですが、そこでの変化をにらんでか、周辺でも住宅供給が増加しています。まず、マンションでは旧多摩平団地内に400戸超の大規模マンションが登場するほか、北側の高台に100戸前後の物件が建設中。いずれも3LDK、4LDKが中心で、価格は3000万円前後から5000万円超まで。いずれも徒歩10分圏内という、他駅では珍しい好立地揃いです。
新築建売一戸建ても豊富。大手ハウスメーカー、デベロッパーが開発する複数棟が集まる現場から、地元不動産会社が手がける小規模開発まで種類、価格はバリエーション豊富で、価格は5000万円~。大手の物件はそれよりもかなり高めですが、街路やセキュリティ、ゴミ置き場その他、区画全体として計画、開発されているのが特徴です。
賃貸ではワンルームマンションで4万円台~、2DKで7万円~、3DKで9万円前後~といったところ。URの多摩平の森は1500戸強あり、間取りは1Kから3LDK+Sまで。専有面積では35平米から80平米超まであり、賃料は6万円台~15万円まで。広く、設備が充実している点が魅力ですが、その分、民間賃貸に比べると高めです。
中央線の始発駅でもあり、30分以上とやや時間はかかるものの、自然に恵まれた街、豊田。現在の駅前はそれほど繁華とは言い難い状況ですが、今後の開発で大規模商業施設ができれば、それに続くように商業施設などが増える可能性も高く、将来には期待ができます。特に子どものいる家庭であれば、住環境としてはお勧めです。