エリアごと6つの会社で構成されるグループ企業、ジェットスター

オレンジのジェットスター

コーポレートカラー、オレンジが印象的なジェットスター

みなさん、ジェットスターにはもう乗りましたか? オーストラリアのジェットスターは日本に初めて登場したLCC。2007年3月に就航を開始した関空=シドニー線(ブリスベン経由)を皮切りに、国内線の路線も加わって、日本における存在感はますます高まっています。

ここで、ジェットスターのグループとしての実態を見てみましょう。一口に「ジェットスター」と言っても、実はエリアごとに設けられたいくつものエアラインで構成されています。

  1. ジェットスター航空(オーストラリア)…2004年にオーストラリアで設立
  2. ジェットスター・アジア航空…2004年にシンガポールで設立
  3. ジェットスター・パシフィック航空…2008年にベトナムで設立
  4. ジェットスター航空(ニュージーランド)…2009年にニュージーランドで設立
  5. ジェットスター・ジャパン…2012年に日本で設立
  6. ジェットスター香港…2013年に香港で設立
ジェットスターとは、これら6つの会社すべてで構成されるグループなのです。

 

web

予約もカスタマーサービスもすべてジェットスターに一本化

このジェットスターグループの特徴は、「ジェットスター」という一つのブランドでwebでの予約が可能なこと。マーケティングやPR、営業、カスタマーケアなども、窓口はすべて一つ。地域ごとに会社の株主も国籍も異なりますが、利用者にとってはすべて一つの「ジェットスター」なんですね。

ジェットスター航空はカンタス航空の100%子会社として誕生しました。LCCとは違い、フルサービスを提供するカンタス航空とLCCのジェットスター。水と油の関係のように思えますが、現実には、ジェットスターを運営することでカンタス航空にもプラス効果が発揮されているとか。

ジェットスターグループ日本支社長の片岡優さんは言います。「カンタス航空はビジネス需要を、ジェットスターはレジャー需要を取り込んで、相乗効果が生まれています。ジェットスターが獲得しているのは、主にVFR(visit=観光客、friends=友人を訪ねる客、relatives=親戚を訪ねる客)のお客さま。一人のお客さまがビジネスのときにはカンタスを利用し、レジャーではジェットスターを利用するといった具合に使い分けされるケースが多く、グループ全体で売り上げが上がっているんですよ。LCCの座席数はヨーロッパで40%、東南アジアでは50%、オーストラリアでも50%以上ありますが、日本ではまだ5%。10年以内には世界標準レベルの30%に持って行きたいですね」

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