北東ブラジル海岸沿いにある都市の気候
南回帰線と赤道の間にあるサルバドールは、熱帯雨林気候に属します。一年中、夏服で大丈夫。夏場でも30度を大きく越えることはなく、ビーチや野外フェスタ目当ての観光客が多い時期です。冬期の7、8月は比較的雨が多いので、「雨男、雨女」の自覚がある方は避けた方がいいかもしれません。雨が降った翌日は、市内のビーチも汚れがちなので、海水浴が目的ならば尚更です。また、ワールドカップで日本チームが初戦、第2戦を戦うレシフェやナタール、またフォルタレーザは、より赤道に近い熱帯気候。一年中30度前後で、日差しは強烈です。スコールが降ることはありますが、長く雨が続くことはありません。夏場の日中出歩く際には、水分補給や日焼けに十分注意して下さい。特に海岸から離れた内陸部を歩くには、相当体力を消耗する覚悟が必要です。
イグアスの気候
3月(初秋)のブラジル側イグアスの滝(撮影:Miki Kobayashi)
一般には、雨季直後の12月から5月は、滝の水量が多く、また雨も少ないので観光のベストシーズンだと言われています。日中は半袖で十分の暑さで、滝しぶきに濡れるのも苦になりません。また夜は気温が下がり、それほど暑くありません。
マナウスの気候
アマゾン観光の拠点となるマナウス。ジャングルのイメージ通り、1年中蒸し暑い高温多湿の多雨熱帯雨林気候です。12~5月が雨季、6月から11月が乾季となります。ベストシーズンは、水位が下がり、ピンクイルカを始め動物を見る確率の上がる乾季。雨季の湿度は相当なもので、タオルや髪が自然乾燥では乾かず、かなり不快に感じるかもしれません。
ブラジリアの気候
TV塔から眺めたブラジリア(撮影:Miki Kobayashi)
晴天が多く、緑も美しい4月から6月前半がベストシーズンだと言われています。