照明・LED/LED照明

直管形LEDランプ用ダクトレールソケット(2ページ目)

直管形LEDランプが簡単に取り付けられるダクトレール用のソケットが市販されています。ランプは片側給電方式のものに限られますが、安全で施工できます。ランプの操作で直接照明と間接照明が可能で、他のレールアダプター付き器具、例えばスポットライトなどと併用することでさらなる照明効果が期待されます。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

 

ダクトレール用直管形LED器具

レールソケット

写真1. 左:1灯用のレールソケット 右:2灯用のレールソケット


そこでダクトレール(ライティングレールとか配線ダクトなどとも呼ばれている)があれば、費用を抑えて簡単にG13口金の直管形LEDランプが使用できるソケットがあります。

製品名はKameda RALL SOCKET(以下、レールソケット)と言い、カメダデンキKameda環境デザイン工房)から発売されています。(写真1)



 
直管型LEDランプ

写真2. 直管型LEDランプ

このレールソケットは1灯用と2灯用があります。適合ランプは電源からランプへは片側給電方式を採用した直管形LEDランプになります。ランプサイズは直管形蛍光ランプ10W~40W形に対応できるものです。片側給電方式のランプを使用することで施工は安全で簡単にできます。


 
片側給電方式の直管形LEDランプは幾つかのメーカーから発売されていますが、カメダデンキからも灯具とそれに相応しい直管形LEDランプがセットで販売されています。

間接照明として使用した例

写真3. 管を回転させ、間接照明として使用した例

セット用の直管形LEDランプは20Wと40W型があり、光色も3000K、5000Kから選べます。このランプは管の断面でおよそ2/3が発光部で、残りは反射鏡的な役割をもって、その部分は発光していません。(写真2)

そのため、例えば天井灯にする場合は発光している部分を下向きにすれば床面や作業面を明るくし、空間の雰囲気を重視したい場合は管を少し回転させ天井や壁面を明るくすることで間接照明にもなります。(写真3)

ダクトレールにソケットとランプを施工

写真4. ダクトレールにアダプター付きスポットライト器具を取り付けた例

さらにダクトレールのアダプター付きスポットライト器具やペンダント器具などとの組み合わせが可能なため、空間用途によってさらに効果的な照明の実現を可能にします。(写真4)

住宅でもダクトレールが採用されているところはこのレールソケットが勧められます。カラーは白と黒があるので、多くのダクトレールに合わせることができます。(写真5)

 

カラー:白、黒

写真5. レールソケットのカラーバリエーション

例えばダイニングルームで、食卓上にダクトレールがあれば、直管形LEDランプを間接照明にして、食卓上は別にレールダクト用ペンダント器具と組み合わせて(いずれの光源も電球色)照明することで、良い雰囲気で食事が楽しめそうです。



 
写真提供:Kameda環境デザイン工房、(株)カメダデンキ
製品について詳しくはKameda環境デザイン工房のWebサイトをご参照ください。

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