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大阪大学(4ページ目)

偏差値と教育実績で、上位に名前が挙げられる大阪大学。大阪という実利的な商人の町に根ざした「自由な発想」や「先見性」を持つ大学として知られている。その沿革や特徴、入試対策などを紹介していこう。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

大阪大学、受験倍率

大阪大学の倍率はどうなっているだろうか。2009年度前期日程(全学部対象)の数値を見てみよう。

定員 2557名
受験者 7051名
合格者 2726名
受験倍率 2.6倍

例年、3倍未満の倍率となっている。これは2次試験の難易度が高いため、センター試験の出来が悪い受験生は受験を回避し、例年同様の数値が出ていると考えられる。

大阪大学、合格最低得点率

2段階選抜となっているが、文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、医学部(保健学科)、及び歯学部については、第1段階選抜は行われない。

■前期日程合格者の最低得点率(2009年度) 
文学部68%
人間科学部72%
外国語学部50%~63%
法学部72%
経済学部72%
理学部55%
医学部(医)80%
歯学部64%
薬学部(薬)68%
工学部58%~60%
基礎工59%

例えば文学部の場合、センター試験250点、個別試験(2次試験)400点の合計650点で合否が決定される。文学部では、個別試験で数学の代わりに地歴で受験することも可能だが、オープンキャンパスでは数学が得意なら数学で受験した方が合格しやすいと指導しているようだ。

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