カナダ/カナダ基本情報

羽田・カナダ間の直行便~路線の発着時間とメリット(2ページ目)

羽田空港の昼間時間帯発着枠の拡大に伴い、エアカナダがトロントへ、全日空がバンクーバーへ、それぞれ運航。成田発着のフライトとともに、カナダへは大幅にアクセスが向上しています。便利な羽田発着のフライトの運航スケジュールやメリットをご紹介しましょう。

執筆者:下村 猛

昼間時間帯の出発で満を持して開設! エアカナダの羽田~トロント線

エアカナダの機材(実際に使用されるボーイング787は、まだ受領していないので、画像はありません)

エアカナダの機材(実際に使用されるボーイング787は、まだ受領していないので、画像はありません)

エアカナダは2011年に羽田~バンクーバー線を開設しようとして、正式決定の発表まで行われていたのですが、土壇場になって運航中止という苦い思い出があります。2011年時点では、欧米路線は深夜早朝発着のみだったため、都内への移動もままならないような到着時間だったことが災いしましたが、昼間発着枠を得て、開設された羽田線は好調。同じスターアライアンスのグループに属する全日空がバンクーバー線、エアカナダはトロント線と、うまく住み分けがされています。

そんなエアカナダの羽田~トロント線の運航スケジュールなどは以下の通りです。
  • スケジュール:羽田 17:40 → トロント 16:40
トロント 13:30 → 羽田 15:35+1
  • 使用予定機材:ボーイング787
ビジネスクラスはパーテーションで仕切られ、十分なプライバシーが確保された1-2-1配列。シートはもちろん180度フルフラットシートです。ワンランク上のプレミアムエコノミークラスも用意され、シートは幅広いチョイスが可能です。

さて、エアカナダは現在、5月から10月のピークシーズンには成田~トロントの直行便も運航しています。こちらの路線のスケジュールは以下の通り。
  • 成田 17:30 → トロント 16:20
  トロント 14:00 → 成田 15:50+1

ご覧の通り、それほど大きな時間差はありません。もちろん、羽田が日本各地からアクセスしやすいことは間違いないので、首都圏以外から出発の場合、羽田線の利用が間違いなく便利ですが、首都圏にお住まいの方なら、成田の方が便利な方もいるはず……。出発地に合わせて、うまく使い分けましょう。

ちなみに羽田の発着時間は夕刻ですので、行きも帰りも日本各地への国内線との乗り継ぎに問題はないでしょう。
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