カーナビ・カーオーディオ/カーナビのおすすめモデル

2013冬-2014春最新カーナビを総括 その1(2ページ目)

カー用品店の店頭を賑わわせている2013年冬~2014年春のカーナビ新製品。それらをまとめて数回に分けて総括。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

イクリプスZシリーズはエージェントとの会話式

では、それぞれの特徴を、まずはイクリプスから。クラウド型音声検索に対応したイクリプスのカーナビはZシリーズで9型大画面を搭載したAVN-ZX03iと7型ワイド画面の2DIN機・AVN-Z03i、そして同じ7型ワイド画面ながら横幅を200ミリのワイドボディ化したAVN-Z03iWの3モデルある。この3モデルは画面サイズが大きな違いだが、それ以外にも9型モデルには地図用のSDのほかにエンタメ用16GB SDを装備していたり、9型モデルのみUSBデバイスの音楽&動画ファイル再生に対応しているなど、細かな違いはある。カーナビの機能は3モデル共通と思っていい。
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イクリプスAVN-ZX03iは9型大画面も特徴のひとつ

 このイクリプスZシリーズは国内のカーナビで初めてWi-Fiを内蔵したのも特徴のひとつ。カラフルによるスマートフォンとカーナビの連携はWi-Fiテザリングを使いワイヤレスで行う。またZシリーズには取扱説明書アプリの「どこでもサポート」があり、スマホでやりたい操作を指定すれば、その操作画面を自動的に表示してくれるのだが、その連携もWi-Fiテザリングで行う。

フリック&ドラッグ等スマホ風操作も快適

地図のスクロールや50音検索時の文字の入力、検索リストの送りといった機能はスマホ&タブレット風のフリック&ドラッグで可能。スマホに近いレスポンスは快適だし「あ」の文字にタッチすると上下左右で「いうえお」が入力できるスマホでおなじみの50音入力も、スマホの文字入力に慣れている人なら使いやすいものだ。

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操作画面を探せる取扱説明書アプリも便利

トータルとして目指したのは安全と使いやすさ。クラウド利用の対話型音声検索は安全性に寄与するし、スマホ風のフリック&ドラッグ操作は、スマホを使い慣れている人にとって、優れた使いやすさをもたらしてくれるだろう。とくに9型大画面のAVN-ZX03iは、画面の大きさも相まって、非常に使いやすいモデルに仕上がっている。せっかくの音声操作は、走行中でもできるようにしてくれてもいいのでは? とは思うが、ニンテンドーDSとの連携、富士通のクラウドサービス「My Cloud」との連携など、エンターテインメント性も充実しており、使いやすく楽しいナビである。なおカラフルやどこでもサポートといったスマホアプリは、現時点ではAndroid用のみだ。
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