結納/結納・家族顔合わせ会

フォーマル度から見る 両家顔合わせのスタイル(4ページ目)

結婚を決め、両家それぞれに挨拶して承諾を得たら、両家の顔合わせは必須イベント! 現在では、両家の考え方に合わせてきっちりとした結納式から会食まで、いろいろなスタイルで行われるようになっています。両家の顔合わせの内容をフォーマル度から見てみましょう。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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顔合わせでおすすめしたいこと

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両家の顔合わせは結婚前に振袖の着収めをするよいチャンス

両家にとっての節目の記念に、そしておふたりの結婚式の準備に向けて、顔合わせの場でぜひしていただきたい内容を挙げておきます。

●記念撮影
家族での記念写真、最後に撮ったのはいつですか? 最近は携帯のカメラなどで手軽に写真が取れるようになった分、きちんとした写真がないというご家族も多いのでは?

せっかくの晴れの日ですし、家族で記念写真を撮影してはいかがでしょう? ホテルなどであれば館内にスタジオもあるでしょうし、支度が済んで、写真館に立ち寄ってから会場に向かってもいいでしょう。もちろん、顔合わせの際に両家揃っての記念撮影もお忘れなく。

●指輪の授受
結納品の授受がない場合も、セレモニー的なことを入れると場が締まります。婚約指輪に代表される婚約記念品を受け渡しするカップルはまだまだ多いので、指輪を渡すセレモニーを入れるのがおすすめです。

ケースのまま持参して、それを渡してもいいですし、結納で使うための指輪用の台も販売されているので、それを活用してもいいでしょう。新郎から新婦へ指輪をはめてあげたらセレモニー完了です。

●振袖の着納め
振袖は未婚女性の正装。結婚後は着る機会がなくなってしまいます。成人式の振袖などの着納めなら、このタイミングがおすすめ。袖を切って訪問着にするという方もいるでしょうが、やはり振袖の形で着ておきたいものですね。

●結婚式の内容の話し合い
どんな結婚式にするのか、予算はどうするのかなど、両家が揃った場で相談できる機会は滅多にありません。顔合わせの次は結婚式。正式な話し合いの場としてお互いに意見を持ち寄るのがおすすめです。

●家族書の取り交わし
家族構成について、顔合わせで同席できればいいですが、すぐには覚えられないもの。家族書を取り交わして、紹介し合うとよいでしょう。披露宴を行う場合は、席次表を作成するなど、家族や親族の構成を知っておくと便利な場面が出てきます。リストアップと確認を兼ねて、親族書も作成しておくとより便利ですね。


両家の考え方が全く一緒ということはなかなかないことなので、どんなスタイルで顔合わせを行うのか、ご本人が仲介の上できちんとすり合わせすることも大切 です。お相手のご家族の価値観を知るチャンスでもあります。和やかで幸先のよい集まりになるように、準備も頑張ってくださいね。

【参考記事】
挨拶、結納……結婚前のしきたりをチェック
結納・顔合わせのスタイルあれこれ

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