星でチェック!顔合わせのスタイル
結納品がある場合は広さにもある程度のゆとりが必要なので内容にふさわしい場所を選ぼう
結納、食事会など、顔合わせにはいくつかのスタイルがあります。フォーマル度、準備の大変さを星で示してみました。どんな内容の顔合わせにしたらよいか、スタイルを考える際に参考にしてください。
●正式結納
フォーマル度 ★★★★★準備の大変さ ★★★★★
仲人を立てて、関東なら両家を訪問して結納品を取り交わし、関西なら新郎側から新婦側に結納品を贈るのが正式結納です。地域によって方法も品物の中身もさまざまです。結納品のフルセットは九品目ですが、七品目、五品目など簡略した品数のセットもあります。新婦側が新郎側を立てて、1ランク減らした品数の結納品を用意する場合もあります。
●集合型(略式)結納
フォーマル度 ★★★★★準備の大変さ ★★★☆☆
「略式」と言っても品物を略すことではなく、手順を略した結納のスタイルです。最近は仲人を立てることもほとんどなくなり、特に関東式の場合はこのスタイルでないと結納品を持って両家がお互いに訪問し合わなければならなくなるため、本来の正式結納は行われず、この集合型結納をもって正式としていると言っても過言ではないでしょう。
●家族が集まっての食事会
フォーマル度 ★★★★☆
準備の大変さ ★★★☆☆
きょうだいも含めて集まり、文字通りの顔合わせを行うスタイルです。両家の家族が近くに住む場合でないと難しいスタイルでもあります。実家が遠方の場合などは全員が集まることが難しいので、次に挙げている当人と両親での食事会にして、きょうだいや祖父母には帰省時の挨拶で済ませることも。
●当人と両親での食事会
フォーマル度 ★★★☆☆
準備の大変さ ★★☆☆☆
現在いちばん多いと思われるのがこのスタイルです。両家の顔合わせには最低限この顔ぶれで集まる必要があるでしょう。ホテルなどの顔合わせ用のプランも6名以上の設定が多いので、お店の選択肢も多く、場所も決めやすいでしょう。
≫続いて、顔合わせを行う際の注意点を挙げておきます。