テクノポップ/アーティストインタヴュー

(鈴木慶一+KERA)X新生ナゴム=No Lie-Sense

ナゴムレコード30周年! 新生ナゴムレコードからの第1弾アーティストとして、No Lie-Senseが『First Suicide Note』を11月6日にリリース。No Lie-Senseは、秩父山バンド以来となる鈴木慶一さんとKERAさんのユニット。ユニット結成、レーベル再始動、製作中の話、そして昔話までお二人に語り尽くして頂きました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

firstsuicidenote

First Suicide Note

ナゴムレコードが設立されてもう30周年にもなります。突如現れた新生ナゴムレコードからの第1弾アーティストとして、No Lie-Senseが『First Suicide Note』を11月6日にリリース。No Lie-Senseは、秩父山バンド以来となる鈴木慶一さんとKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんのユニット(二人とも運転免許を持たない)。かなりの長編です…ユニット結成、レーベル再始動、製作中の話、そして昔話までお二人に語り尽くして頂きました。なおこの取材は、現地に行けない四方(ガイド)に代わって、音楽ライターの小暮秀夫さんにやって頂きました。色々と面白いお話を引き出して頂き、ありがとうございました。

No Lie-Sense発売予告編 (YouTube)
First Suicide Note (amazon.co.jp)

 

No Lie-Sense結成のきっかけ

ガイド:
慶一さんとKERAさんがNo Lie-Senseというユニットを結成し、新生ナゴムレコードからリリースするという流れはどのようにして生まれたものだったんでしょうか?

KERA:
僕のほうから慶一さんを誘いました。ムーンライダーズが活動を休止したタイミングっていうのもどっかにあったんでしょうけど。ムーンライダーズの休止前の最後のライヴ(2011年12月31日に高円寺HIGHで行なった、ファンクラブ限定ライヴ)で「だるい人」を歌わせてもらったっていうのもあったし、そのちょっと前にはクレイジーキャッツのリスペクト・ライヴに飛び入りして歌わせてもらったりして。それも半ば押しかけでした。

鈴木慶一(以下・鈴木):
ムーンライダーズの最後のライヴを見に来ると言うから、「じゃあ、出れば?」って感じで。

KERA:
ていうのがあって、去年の9月に慶一さんが音楽をやられていた蜷川幸雄さんの芝居『ボクの四谷怪談』を観に行った時、休憩中に喫煙所で会って。そこで「ユニットやりませんか?」と。その場では「やろう、やろう」みたいのはあったんだけど、進展のないまま今年の2月になったんですよね。それで2月に、新宿ロフトプラスワンで僕と犬山イヌコでやってるイベント『INU-KERA』に慶一さんにゲストで来ていただいて、トークライヴなんだけどせっかくだから曲をやろうと。で、秩父山バンドの「DEAD OR ALIVE(FINE, FINE)」とか数曲をやって。

鈴木:
それで何十年振りに聴いてみたんだよね。こんなややこしい曲やるの?って。で、やった後に控え室で「何かやりません?」って改めて言われて。2012年は、私は依頼された音楽を作る年だったと思う。それが今年(2013年)になって、自分の何かを作っていくぞっていうモードに切り替わっていく。そういう時に、渡りに船っていうか。タイミングってのはあるよね。去年の9月は蜷川さんの顔で頭がいっぱいで(笑)。で、やろうって言って、すぐ行動に移すわけだよ。それと並行して、Controversial Sparkというバンドを作ろうということで…その時はまだ名前も決まってなかったけど…人を集める。

ガイド:
かくして新バンドのControversial Sparkと並行して、KERAさんとの新ユニットも動き始めたと。名前はどのようにして決まったんですか?

鈴木:
ミーティングした時に「バンド名どうしようか?」ということになり、KERAが「二人共、運転免許持ってないですよね」「それいいな!」っていうスタートだね。
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