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フィット ハイブリッドvsアクアの燃費競争が激化!(3ページ目)

3代目にスイッチしたフィットの7割を占めるハイブリッド。登場時にはアクアを抜いてガソリン車世界一の低燃費となったが、12月9日から発売するトヨタ・アクアが一部改良を受けて同称号を奪還している。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

サイズは似ているが、室内などの特徴は違う

ホンダ・フィット・ハイブリッド・インパネ

最近のホンダらしい凝った作りのメーターが目を惹く。中央のナビはディーラーオプション装着車用

アクアのスリーサイズは全長3995×全幅1695×全高1445mmで、フィット ハイブリッドは全長3955×全幅1695×全高1525mmで、意外にもアクアの方が40mm長い。パッと見はフィットの方が大きく感じるのは、全高が80mmも高いからだろう。

ホイールベースはフィットが2530mmで、アクアが20mm長い2550mm。数値だけ見ると後席はアクアの方が広そうだが、室内高にゆとりのあるフィットの方が広く感じる。ホンダ自慢のセンタータンクレイアウトを活かした足元空間の広さには乗るたびに驚かされる。

しかも座面を上に格納できるなど、フィットならではの多彩なシートアレンジと、室内高も活かすことで積載性でもフィットが上回る印象だ。

ただし、2クラス大きなカムリ・クラスのシート骨格を採用したシートサイズなど、前席に限ればアクアの着座感にも問題はなく、後席の頭上の開放感はもう少しだが、ロングドライブでもない限り大人でも十分に使えるシートだし、このクラスにはそれほど後席の広さや積載性は求めないという人もいるはず。

次ページは、フィットの長所と短所について

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