千葉のマッターホルン「伊予ヶ岳」登山に親子で挑戦(2ページ目)

伊予ヶ岳からの360度のパノラマに感動！

伊予ヶ岳の頂上には南峰と北峰があり、まずは南峰です。岩場の上で、人がひとりかふたりしか入れないような狭い場所で柵で囲まれています。注意が必要ですが、こちらからの景色は絶景です。360度のパノラマを眺めていると、何時間もかけて高山に登ったような気分になれます。 

北峰は南峰から10分ほどで、本来の336.6mの頂上は北峰になります。南峰に休憩できるベンチがありますので、お子さんの疲れ具合を見て、北峰に挑戦するかどうか決めてもいいかと思います。

 登山の後は、海の幸や果物狩り

伊予ヶ岳のある南房総市は、海の幸も山の幸も楽しめる場所です。日帰りで時間があまりとれない場合は、道の駅富楽里とみやまをおすすめします。直売・物産コーナー、海鮮レストラン、フードコートと揃っていますし、また果物狩りの案内もあります。12月20日まではみかん狩りを楽しめます！

伊予ヶ岳までのアクセス

南房総市までマイカーの方は、首都高速からアクアライン経由で。千葉方面からは京葉道路-館山自動車道-富津館山道路で、鋸南富山ICでおります。マイカーだと、時間の余裕があれば、伊予ヶ岳だけでなく、南総里見八犬伝の舞台である富山（とみさん）に登ることも可能です。

電車でのアクセスは、JR東京駅から内房線特急ビューさざなみ号でJR岩井駅下車。または総武線や京葉線から内房線に乗り継いで、JR岩井駅下車。そこからバスかタクシーで登山口へとなります。岩井ハイキングマップを参考にしてください。

東京駅・千葉駅・横浜駅・羽田空港と、道の駅富楽里とみやまを結ぶ高速バスもあります。富楽里からは、バスかタクシーで登山口となります。

 防寒に注意！

冬の間に登山に挑戦してみる場合、防寒にご注意ください。11月下旬、一部アジサイや水仙が咲いているのを目撃し、今は秋なんだろうかと思いながら、登山中は半袖でした。しかし、夕方からは、都心ほどではないものの、かなり寒くなりました。天気や気温、ご注意ください。