テクノポップ/アーティストインタヴュー

フレネシさんへの25の質問(2ページ目)

フレネシさん、バンドではありません。“乙女界の問題児”と呼ばれる事もある乙女音楽研究社所属の女性ソロ。能年玲奈ちゃんもフレネシのファンです。彼女の少女時代から最新作『ドルフィノ』について、これまでの歩みについて調査すべく、フレネシさんへ25の質問をしてみました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ネシ子が会う

ガイド:
今回、僕がインタヴュアー、フレネシさんがアーティストという立場ですが、フレネシさんは最近、「ネシ子が会う」という連載を始められましたよね。インタヴューされているアーティストも前述のblue marbleのショック太郎さん、Negicco、ハナエちゃんなど、僕も気になる人たち。質問もフレネシさんらしい! ハナエちゃんのEmilie Simon発言とか、楽しく読ませて頂きました。僕もフレネシさんに対抗して、「フレネシさんに50の質問」をやってみようかと考えもしましたが、真似はいけないと辞めました(笑)。なので半分の25にしておきます。50の質問を考えるって大変じゃないですか?

フレネシ:
ありがとうございます。プロのインタヴュアーさんにそう言ってもらえて光栄です。インタヴューイごとに質問内容を変えているので難しい面もありますが、考えているといつの間にか50では足りなくなることもあったりして、結構楽しんで作っています。むしろ回答する側の皆さんは膨大な数の質問に答えなくてはならないので、大変だと思います。

ネシ子が会う

フレネシさんの少女時代

ガイド:
新作の話の前に、フレネシさんのこれまでの歩みについて教えてください。プロフィールに「8歳で、ささやき声しか出なくなる」とありますが、少女時代はどんな子供だったのですか? 好きだったものとか教えてください。

フレネシ:
子供の頃は、真面目なガリ勉タイプでした。運動が恐ろしくできなかったのですが、体育以外は大体好きでした。音楽の授業ではピアノ担当だった一方で、歌声が小さいため、歌のテストで居残りをさせられたこともありました。

当時好きだったのは、過去には確かに存在したけれど、いつしか忘れ去られて誰も思い出さなくなったようなものです。そういうものが好きなところは、今も変わっていないですね。例えば、リアルタイムでやっていたアニメよりも、生まれる前に放送が終了していた作品で、再放送もめったにやらないようなマイナーなアニメに心惹かれる子供でした。魔法使いものだと、当時人気のあった「ミンキーモモ」や「クリィミーマミ」より、「魔女っ子チックル」とか。

ガイド:
はじめて好きになった人(アーティスト、バンド、アイドルなんでも結構です)は?

フレネシ:
早瀬優香子さんです。子供の頃「2/3ヌードル」のCMで流れているのを聞いて、なんて素敵な歌声だろうと思いました。

2/3 amino co deji (YouTube)

ガイド:
ささやき声の師匠ですね!
学生時代にnaphthaline squall名義で曲作りに励んでいられたとの事ですが、この時代に作ったものからフレネシ名義で発表された曲はあるのでしょうか?

フレネシ:
多々あります。「キュプラ」の「仮想過去」、「砂と硝子」「ゲンダイ」の「Silly Joke」、ドルフィノの新録「八時半のテーク」「GO ROPEWAY」含む全曲など。

 
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