“大画面スマホ”として使うならiPad miniを
一方、iPadに“画面の大きなスマートフォン”としての使い方を求めているなら、iPad miniを選ぶべきでしょう。理由はこちらも非常に簡単で、“小さくて軽い”からです。最近ではスマートフォンに慣れた人が、より大きな画面でアプリなどを使いたいという理由から、タブレットも一緒に持ち運んで利用するケースが増えています。実際都心で電車に乗っていると、タブレットでSNSを見たり、ゲームを遊んだりと、タブレットでスマートフォンと変わらない用途で使っている人をよく見かけます。
そうした使い方に求められるのは、スマートフォンと変わらない利便性を備えながらもより大きな画面、そして携帯性です。iPad Airが小さく軽くなったとはいえ、やはりiPhone1台分の重量差があるのは事実です。日常的な持ち運びの負担を少しでも軽くするなら、少しでも小さくて軽い方が便利だといえます。
またiPad miniは、今回のモデルよりRetinaディスプレイを搭載したことで、従来不満点として多く挙げられていた、ディスプレイの解像度の粗さが解消されています。それゆえ細かなWebサイトや写真、そして電子書籍なども、従来より快適に閲覧できるようになりました。外出先でのビューアーとしての利用が多いのであれば、iPad miniはよい選択肢といえるでしょう。
どのような目的に利用するかがはっきりしていれば、iPad AirとiPad miniのどちらを選ぶかは、自ずと見えてくるはずです。iPadを購入する前に、まず“タブレットで何をするか、何をしたいか”を考えてみてはいかがでしょうか。
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