バリ島の観光(2ページ目)

風光明媚な観光地

景色の美しさで言えば、名所はキンタマーニ高原があげられます。定番ツアーには必ずコースに組み込まれる観光地。名前がちょっとユニークで、男性のガイドさんがわざと途中で切って、女性のゲストを戸惑わす、凝りもせずにお決まりの説明をするという……。そしてバリ島といえば田園の風景が思い浮かびます。

観光名所としてはテガラランのライステラスが有名ですが、最近は世界遺産に指定されたこともあり、ジャティルイまで足を運ぶ観光客も増えてきました。日本の田園風景と違っているのは、田んぼの背景にヤシの木が並んでいる様子。南国らしい風情を存分に楽しむことができます。

湖の景色が美しいのはウルンダヌ・バトゥールというお寺と湖。こちらは遠方なので、他に回りたい観光地が沢山ある場合は、別の日程で予定を組むことになります。主にヨーロッパからの旅行者に人気の観光地。彼らは滞在日程も長いので、バリ島のどこであろうと秘境を訪れたいという意識が高いようです。

2012年に指定された世界遺産

先ほど揚げた世界遺産について。2012年に指定されたバリ島の世界遺産は次の通り

• バトゥカウ山保護地区スバック(棚田)の景観
• タマン・アユン寺院
• バトゥ-ル湖
• ウルン・ダヌ・バトゥ-ル寺院
• プクリサン川流域のスバック(棚田)の景観（スバックとは？バリの水利組合・スバックのシステムのこと）

これらを全て巡りたいというお客様のリクエストも多いです。やはり世界遺産ともなると関心が高い！ 世界遺産に指定されたから、他の観光地に比べて景色が素晴らしいのか、という点ではそうでもないとお答えするしかないのですが、世界遺産に指定された意味を知った上で回るのも旅の目的としては正しいかと思います。

大人も子供も楽しいテーマパーク

最後に子連れのお客さんにおすすめなのが、テーマパーク。日本の動物園のイメージですが、園内は歩いてまわることできる緑がいっぱいの公園のようです。動物とふれあうことができるテーマパークは子どもだけでなく大人も楽しいもの。園内では象に乗れるアクティビティなども開催されています。

様々なテーマパークありますが、なかでも一番規模が大きいのがバリ・サファリ＆マリンパーク。朝から午後までどっぷり遊べるほどの施設です。

丸一日であれこれ回りたい欲張りプランの場合はウブド手前のバードパーク、あるいは象にも乗れるバリ動物園がおすすめです。朝一番で到着して象に乗り、動物園を観賞してから、午前中にウブド地域や、キンタマーニ高原までも足を伸ばすことができます。午後にはさらに予定を追加することも可能な便利な立地条件にあります。

観光名所だけでも、これだけバラエティーが豊富。さらにスパやアクティビティなども計画に入れるとなると、一回の旅行で全てを味わい尽くすには、とてもじゃないけど時間が足りない！ 自分が何をしたいのか、優先順位をしっかり決めて旅の計画をたてることをおすすめします。