暮らしのマナー/マナー・作法関連情報

冬美人の立ち居振る舞い(2ページ目)

寒い季節は、からだも動きも縮こまり小さくなり、「優雅」や「エレガント」から程遠くなってしまいますね。そこで今回は、秋冬の寒いシーズンにも美しく見せる立ち居振る舞いと、ブーツやコートなどの冬物のスマートな扱い方をお伝えさせていただきます。周りの方々に差をつけ素敵に目立つ存在になりましょう!

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド

冬に美しく目立つ女性になる

寒いと肩をすぼめ、ねこ背で背中が丸まり歩幅も小さくなってしまいますね。これではいくらおしゃれをしても素敵な女性には映りません。

薄着で姿勢が悪い女性より、しっかり防寒をして颯爽と歩いている女性の方が格段に素敵です! 寒くてもスマートに見せるための基本をお伝えします。

1.首を伸ばす
首元にはしっかりストールやマフラーを巻き、肩を下げるような気持で首を伸ばした姿勢を保って下さい。

2.背筋を伸ばす
言うまでもなく、ねこ背はNGです。背筋をグッと伸ばしてキープしましょう。

3.歩幅を大きくする

気をつけていないと、普段よりどうしても小さくなってしまいがちな歩幅にも要注意です!


ブーツのスマートな脱ぎ履きって?

冬の訪問でのお悩みに毎年必ず登場するのが、スマートなブーツの脱ぎ履きのノウハウです。残念ですが、どんなに頑張ってもブーツはパンプスの脱ぎ履きよりも綺麗な所作とはなりませんので、目上の方のお宅へのご訪問や、大切な場面では避けた方が無難ではあります。

しかし、以下のポイントを押さえておけば、格好悪い脱ぎ方、履き方にはらないので、ぜひ練習をなさってみて下さい。

1.脚を上げすぎない
ファスナーの開け閉めの際は、なるべく足を床から離さない気持ちで行って下さい。

2.かがみ込まない
ファスナー開閉時、及び、手を添えて脱ぎ履きする際は、できるだけ背筋が丸くならないように注意しましょう。

きつい姿勢になるかもしれませんが、美しい所作のためですのでがんばって下さいね。さらに……

3.ロングブーツは折る
脱いだブーツは、揃えて玄関の隅に置きます。クタッとなりやすいロングブーツの場合は、後でバラバラに倒れてしまわないよう、あらかじめ2つに折ってしまうのがおすすめです。革が硬めで折れない場合は、壁などに寄り掛からせて置きましょう。

寒い冬も美しく乗り切りましょう!

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