大阪に次世代フレンチ「リベルタス」誕生
「リベルタス」の外観
地元大阪出身の竹内シェフが、まず料理人としてスタートしたのは中華の四川料理の店。その店で6年間みっちり修業された後、東京のラ・ロシエルで2年3ヶ月フレンチを修業、次いでラ・ロシエルの大阪店で3年間腕を揮われた後、大阪のトゥールモンドでさらに研鑽を積まれていましたが、お母様のご病気を機に独立を決意されたのです。
パンはお店の近くにある「Boulanger S.KAGAWA」さんのもの。食パンやフォカッチャ用の生地が使われており、柔らかく料理にもよく合います。
そして、竹内シェフが目指されるのは、多彩なソースを駆使して、軽やかさとしっかりとしたコクと旨味を両立させた「クリアな料理」。胃にも優しく、ヘルシーで身体が喜びそうな料理でもありますね。「食材と技術は反比例」とおっしゃる竹内シェフ。つまり、「高級食材はあまり手を加えないほうが美味しいけれど、高価な食材でなくても技術と手間ひまで美味しくできる」ということ。このブレない哲学でずっとやってきましたと、気取らず親しみやすい笑顔で語られます。
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