歌舞伎は400年も日本に伝わる素晴らしい伝統芸能です。親の世代が楽しんだ歌舞伎を子の世代へ、そのまた次の世代へと伝統を伝えていきたいものです。

子どもと歌舞伎を楽しみたい!でも、いきなり舞台を見せるのはちょっと早いかも?それなら今度の休みは「歌舞伎座ギャラリー」にお出かけをして、気軽に歌舞伎の世界を体験させてみてはいかがでしょう。

地下鉄から降りればそこは歌舞伎ワールド

地下鉄東銀座駅に降り立てばもうそこは歌舞伎ワールドです。
木挽町広場と名付けられた空間は歌舞伎座の真下にあり、お土産物屋や食べ物屋が軒を連ね、歌舞伎気分を盛り上げてくれます。いったんふわ~っと独特の世界の空気を味わってから、正面左側のエレベーターホールから歌舞伎座ギャラリーに行ってみましょう。なんといっても地下鉄を降りたら雨に濡れずに行けるのがうれしいですね。

歌舞伎座ギャラリーは歌舞伎座タワーの5階。エレベーターで直結です。日によってはエレベーター待ちの行列ができることもあります。
kobikicyo

地下鉄の改札を出ればすぐに歌舞伎ワールドが広がる。
 

歌舞伎座ギャラリーが子どもにオススメな3つの理由

筆者が歌舞伎座ギャラリーを親子連れにおすすめする理由は、以下の3点です。

・それほど広すぎない
ちょっと時間が空いたとき、たとえば用事はすんだがお昼にはまだ早いとか、お買い物はしたけれど、なんとなく満足感が足りない、そんなときにフラリと行くことができます。逆に、歌舞伎座ギャラリーに行ったあとでも、充分お買い物や銀ブラを楽しむこともできるでしょう。ギャラリー内は、子どもも飽きず、お年寄りも疲れずにまわることができる広さです。荷物を預けることもできるので、お買い物帰りでも荷物を気にせず楽しめます。

・季節ごとに展示が変わる
春夏秋冬の季節感たっぷりの企画展ですから、季節ごとに行って楽しむことができます。春なら桜。秋は観菊、お月見、もみじ狩り。冬は雪。
季節感が薄くなってきた現代ですが、歌舞伎座ギャラリーでは、四季のある日本に生まれた幸せを感じられることでしょう。

・歌舞伎の裏側、歌舞伎の基礎について学べる
歌舞伎について新たな切り口で学ぶことができます。小学生でもわかるし、大人にも大変興味深い内容です。くるりと一回りするだけで、その時のテーマに従って舞台、衣装、ストーリー、小道具、配役などについて詳しく知ることができます。
しかも特筆すべきは、係員が常駐しておりどんな質問にも答えてくれること。
「あの衣装は何キロくらいあるの?」
「背景画って、演目ごとにしまってあるの?」
知らなくて恥ずかしいかな?などと思わず、どんどん聞いてみましょう。

舞台裏の効果音や、背景画の制作過程など映像で見せてくれたり、実際に触れられたり、小学生の子どもの長期休みの宿題にも充分使える内容です。(テーマごとに内容は変わります)しかも入場料は500円とうれしい価格です。
gyara

         季節ごとにテーマが変わる


子どもの興味にまかせてみよう!

子どもと行くときには、子どもが興味を示さないところはどんどんスルーしていいと思います。ミニシアターではテーマに沿って名場面を見せてくれるダイジェスト映像があります。ファンにはたまりませんが、子どもにはちょっとつまらないかも。つまらなそうならどんどん先に進みましょう。

時間によっては本当の歌舞伎座の中を見ることもできます。まだ歌舞伎座で歌舞伎を見たことがない子と行くなら、ワクワク感を育てる上でもいいかもしれません。

ギャラリーを出て五右衛門階段を降りていくと、在りし日の名優たちの写真がずらり。
goemon

 五右衛門階段は急なので、注意。

子どもと行ってもウケないかもしれませんが、おばあちゃまと行ったら「あら、なつかしいわあ」と喜ばれるかも。ただし、階段を下りていかなければいけないので、足の悪いお年寄りやベビーカーの方には不向きです。

歌舞伎座ギャラリーはこの他、トークイベントなどが開催される木挽町ホール、歌舞伎の役になりきれる写真館、お土産屋、喫茶室などがあり、楽しみ方は様々です。はしゃぎすぎないよう、お財布とよくご相談してくださいね!

teien

ホッと一息。外の空気が吸える屋上庭園は無料。

スタジオアリス歌舞伎写真館
・来場記念写真1500円
・歌舞伎写真館なりきりプラン:化粧ありプランお支度代15000円+撮影料3000円+商品代
化粧なしプラン お支度代11000円+撮影料3000円+商品代
※その他プランあり

歌舞伎座ギャラリー
・住所:中央区銀座4‐12‐15歌舞伎座タワー5階
・TEL:03‐3545‐6886
・入場料:500円/小学生未満無料 団体400円(20名様以上)
・開館時間:10:00~18:00 最終入館は17:30まで
※企画入れ替え時期には休館となる事もありますので
事前にご確認ください
※東銀座駅中程5番出口にエレベーター、3番出口にエスカレーターあり

いかがでしたか?子どもと長く歌舞伎を楽しむには、まず親が楽しむこと。ただし、親が押し付けすぎないように注意しましょうね。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。