裂き織りで作られるスウェーデンのラグ
裂き織りで作られたスウェーデンの伝統工芸品のラグ
トラースマッタ(Trasmatta)と呼ばれるスウェーデンの伝統的なラグ。こちらもスウェーデンの家庭ならば、必ず一つはあると言っても過言ではありません。古くなったシーツや布を裂いて色分けし、織り機で作り上げるこのマットは、キッチンや玄関などで使用できるサイズが一般的です。もとは木綿のシーツなどですので、洗濯にも強く使い勝手もよいです。色もデザインも様々でリサイクルして作られたものとは思えないほど!手作りで織られるこのマットのお値段は、サイズやデザインによって異なります。玄関やキッチンで使えるサイズだと800クローネくらいを目安にするとよいでしょう。
世界でも有名なスウェーデンのガラス製品
ダーラ馬のガラスの置物、ワイングラスなどのガラス製品も多くあります
スウェーデンの南部、スモーランド地方にはガラスの王国として有名なガラスの工房が密集した地域があります。これらのスウェーデンガラスの歴史は長く、多くのデザイナーが個性的な作品を生み出してきました。有名なガラスメーカーには、コスタ・ボーダ(Kosta Boda) 、バリイダーラ(Bergdala) やオレフォス(Orrefors)などがあります。ワイングラスから、ガラスの置物まで大きさも種類も数多くあります。 値段はメーカーや大きさ、デザインによって差がありますが、手に乗るサイズのガラスの置物は、300クローネほどからあります。
グスタフスベリ(Gustavsberg)の陶磁器
スウェーデン各地にあるフリーマーケットやアンテイークショップで見つけるお気に入りのお土産
リサ・ラーション(Lisa Larsson) やステイーグ・リンドベリ(Stig Lindberg)といったデザイナーで有名なスウェーデンの老舗陶磁器メーカー、グスタフスベリ。多くのすばらしい作品を排出してきた陶磁器メーカーですが、買収により規模は縮小されてきました。しかし、今でも復刻版を買うことができますし、スウェーデン国内に多くあるアンテイークショップでは、掘り出し物を見つけることができます。
復刻版を買うのもよし、その昔はやったレアーなコーヒーカップを見つけてお土産にするのも楽しいのではないでしょうか。 掘り出し物を見つければ50クローネも出せば、おっというものが見つかるかもしれませんし、有名どころはお値段がはります。値段を考慮し、ものの状態によって値段交渉をして、自分のとっておきが探せるのがアンテイークショップの楽しみです。
世代を超えて使われている伝統的なリネン製品
リネンの布巾は、水を素早く吸収し、乾くのも早いというすぐれもの。デザインも美しいスウェーデンのリネン製品をお土産に!
リネン製品のもととなっている亜麻はスウェーデンでも昔から栽培されてきました。使う前は固く使いにくそうに見えるリネン製品ですが、使えば使うほど光沢を増します。水の吸い取りがいいので布巾に使われたり、シーツに使われたりとスウェーデンでは長く愛用されてきました。
ヴェクスボ・リン(Växbo Lin)は、そんなリネン製品の代表的なテキスタイルメーカーの一つです。自然の美しい色合いとそこからインスピレーションを受けてデザインされた多くのリネン製品は、お土産としてどなたにも喜ばれることでしょう。 小さな台布巾は100クローネほど、布巾は200クローネほどからあり、テーブルクロスやなどの大きなものは1000クローネを超えます。値段が多少高い感がありますが、長く使えるリネン製品、ぜひお土産に!