デジタルカメラ/おすすめデジタルカメラレビュー

大人向けに変身したチェキの実力とは?(2ページ目)

チェキと言えばポップなデザインでトイカメラのような写真が楽しめるインスタントカメラという認識だった。それが今回、ビジネスにも対応した大人のチェキが加わった。デザインも写りも一味違う「instax mini 90 NEO CLASSIC」の実力を検証しよう。

ゴン 川野

執筆者:ゴン 川野

デジタルカメラガイド


接写、標準、遠景モードでシャープに撮れる


「instax mini 90 NEO CLASSIC」は外見が大人びただけでなく、機能も従来のチェキより向上しています。まず、ピントをシャープにするため撮影範囲を0.3m~0.6mの接写モード、0.6m~3mの標準モード、3.0m~∞の遠景モードの3つゾーンに分け、電動で切り替えるようにしました。さらに内蔵フラッシュを高性能化して、被写体までの距離や周囲の明るさによって光量をきめ細かく調整しています。従来なかった写真の濃淡をコントロールする機能で、露出補正をしたり、ハイキー、ローキーな写真が撮れるようになりました。

また、速い動きに強い「キッズモード」、フランシュ使用時に被写体と背景の両方を明るくする「パーティモード」、風景写真用の「遠景モード」、近接撮影用の「接写モード」が使えるようになりました。
 

説明画像

接写モードを選択すると30cm~60cmにピントが合うようになる。これでスイーツにも一歩近付ける

 

説明画像

明るさ調整機能を使って、左がハイキー、中央が適正露出、右がローキーの作例

 

説明画像

画像を拡大してみるとピントがシャープで粒状性もいいことが分かる。デジカメと違い暗い場所でもノイズは発生しない

次のページでは新機能について説明します
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