青山学院初等部、建学の精神
系列として、青山学院中等部・高等部などがある。高等部の8割が青山学院大学、その他2割は難関大学などへ進学
系列校として、青山学院幼稚園、青山学院中等部・高等部、青山学院女子短期大学、青山学院大学があります。高等部の生徒の約8割が青山学院大学へ進み、その他の2割は、東大をはじめとする難関国立大学や慶應、早稲田、国公立・私立大医学部へと進学。
青山学院初等部には通知表がない
初等部教育では特に「感じる心」「考える力」「行動する活力」の育成に取り組んでおり、子ども一人ひとりが萎縮せず、のびのびと学べる環境がつくられています。具体的な教育の特色としては通知表がなく、「成長の記録」として個に応じた評価を徹底。これはスモールステップによる目標設定で自分のペースに合わせ、自身の課題に取り組むシステムです。「過去の自分と比べてどれだけ進歩したか」を本人や家庭にはっきりと伝え、意欲を養います。個に応じた指導をさらに推し進めるため、2006年より1クラス32人学級を開始。国語・算数・社会・生活は4~5グループに分け、少人数指導も取り入れています。4年生以上はCALL教室を活用した総合的英語学習を実施。2007年に完成した新校舎では教室がオープンスペースとなっており、青学の校風でもある、のびのび・自由をさらに活性化する空間となっています。
内実の伴った教育を重視し、理科・音楽・体育・図工・宗教などの教科は専科教員が担当。英語も専科教員により1年生から実施しています。カリキュラムに「読書」「コンピュータ」(ともに専科教員が担当)の時間が組み込まれているのも特色として挙げられるでしょう。