パワポで写真入りの年賀状を作ろう2018(3ページ目)

「セル結合」でレイアウトも自由自在

12個のセルをどのように使うかはアイデア次第です。それぞれのセルに写真や文字を入れてもかまいませんが、縦方向や横方向にセルを結合することもできます。

文字を入力するための横長のセルが必要な場合は、結合したいセルをドラッグし、「表ツール」-「レイアウト」タブの「セルの結合」ボタンをクリックします。
これで、横方向の3つのセルが1つのセルに結合されました。
同様の操作で、住所や氏名を入力するセルと、縦長の写真を入れるためのセルを結合しておきます。

トリミング機能を使って、セルの中に写真を入れる

セルの中に写真を入れるには、最初にスライドに写真を挿入してから、次にセルのサイズに合うように写真をトリミングするという2段階の手順が必要です。

いずれかのセル内をクリックし、「挿入」タブの「図」ボタンをクリックします。
「図の挿入」ダイアログボックスが表示されたら、パソコンに保存済みの写真を選択して「挿入」ボタンをクリックします。
写真がスライドに大きく表示されるので、写真の四隅にあるハンドルをドラッグしてざっくりとサイズを変更します。
写真が選択された状態で、「図ツール」-「書式」タブの「トリミング」ボタンをクリックして、写真の周りに鍵型のハンドルが表示されたことを確認します。
鍵型のハンドルをドラッグして、写真の中で使いたい部分だけが表示されるようにトリミングしましょう。上下左右どの部分からでもトリミングできます。
トリミングが終わったら、写真以外の個所をクリックしてトリミング機能を解除します。

この状態で、セルにきっちり収まるように写真をドラッグして移動したり、写真の周りのハンドルをドラッグしてサイズを調整します。ただし、表を仕切る黒い罫線は最終的に消してしまうので、黒い線が見えていても見えていなくても気にする必要はありません。
この操作を繰り返して、必要な枚数分の写真をマスの中に挿入します。できるだけ隙間があかないように写真を並べると、印刷時にきれいです。