ケアマネジャーの資格を取得してみたものの、実際に生活していけるのか心配になる人も少なくありません。これは、3K(きつい、汚い、危険)に代表される介護業界に対する負のイメージもあると思います。介護業界では「危険」を「給料安い」に置き換える場合もあります。では、介護業界は収入面において不遇なのでしょうか。本記事ではケアマネジャーの活躍の場でも紹介したとおり、主たる活躍の場である居宅介護支援事業所を基準として考えてみます。

ケアマネジャーの平均給与額(月給)

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厚生労働省の平成24年度介護従事者処遇状況等調査結果の概況(案)によると、ケアマネジャーの平均給与額は平成23年で328,550円、平成24年で334,260円(平均年齢45.9歳)となっており、5,710円増加しています。介護職員の場合は、平成24年で275,700円(平均年齢40.3歳)ですから、ケアマネジャーの給与の方が6万円程度高いことになります。数値だけ見ると、ケアマネジャーとして生活することはできますし、介護職員からのステップアップとしても現実的と言えます。

この場合の平均給与額というのは月給を指します。平均年収と紛らわしいのですが、厚生労働省が行う統計で使用しているもので、基本給(月給)に各種手当を加え、一時金を1月分として割ったものを加算した額となっています。単純に、1年(12か月分)を計算すると、年収は4,011,120円です。

医療・福祉業界の平均給与(年収)

ケアマネジャーの給与は分かりましたが、民間の事業所全体の給与はいくらになっているでしょうか。国税庁「平成24年分民間給与実態統計調査結果について」によると、民間事業所の平均給与(年収)は408万円となっています。医療・福祉業界の平均給与(年収)は378万円となっていますから、民間事業所の平均給与(年収)と比較すると医療・福祉業界の方が年収が若干低いものの、ほぼ同程度となっています。このことから、医療・福祉業界の給与は、民間事業所の平均と比較してもそれほど開きがないということと、ケアマネジャーの給与もほぼ平均値に近いものになっていることが分かります。

次のページでは、ケアマネジャーの給与の確認方法などを紹介します。