早期教育・幼児教育/家庭学習・教育方法

手作りおもちゃで「魚釣りごっこ」!~魚を身近に(2ページ目)

最近は、魚の名前と姿が一致しない子どもが多いと言われていますが、子どもだけでなく、親世代でもそうかもしれませんね。日本は、海に囲まれ、おいしい魚に恵まれています。栄養価も抜群です。そこで、魚に親しみを感じ、身近な存在にしていくために、手作りおもちゃ「魚釣りごっこ」の提案です。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

実際に「魚釣りのおもちゃ」を作ってみよう!

■準備するもの
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    準備物

  • 磁石
  • クリップ
  • リボンあるいはタコ糸
  • 色鉛筆あるいはクレヨン
  • 鉛筆3本あるいは竿にする棒
  • 画用紙
  • 厚紙

  •  

■作り方
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実物や図鑑を見ながら、スケッチしましょう

1.スケッチする。この魚釣りのおもちゃ作りで、ここが一番のポイントです。できれば、実際に魚を買い、実物の魚を見ながら、スケッチするのがいいですね。それが無理な場合は、魚図鑑、あるいはネット上の魚の画像を見ながら、特徴を細かくスケッチしましょう。漠然と見ていると気付かない特徴もスケッチすると、よくわかるものです。

ガイドは、魚料理も好きで、自分で魚もよくおろしますが、今回スケッチしてみて、ヒレの形やついている場所など、気付いたことがいろいろあり、いっそう魚に興味が持てました。親子で一緒にスケッチすると、お母さんも、きっと楽しいはずです。

 

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このように、まずは、ざっくりと、絵より大きめに切りましょう

2.切り抜きましょう。はさみを動かすよりも、紙を動かした方が切りやすいので、紙を動かしやすいように、まずは、ざっくりと大きめに絵の周りを切りましょう。

エビのひげなど細いものは、遊んでいても傷まないように大きめに切りましょう。複雑な形のところは、色々な方向から切ると切りやすいです。


 
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クリップを魚の口に付けます

3.切り抜いたら、魚の口にクリップをつけましょう。

 
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このように針の絵をかき、磁石を貼りましょう

4.釣り針を作ろう。厚紙に釣り針の絵を描き、磁石を両面テープで付け、穴あけパンチで、穴をあけましょう。

横から見ると、二等辺三角形のなるように折りますので、釣り針の絵は線対称に2つ描きましょう。

 
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パンチ穴にリボンを通して釣竿を作ります

5.釣り竿を作ろう。鉛筆を3本セロテープでつなげます。針の絵を描いた紙を写真のように折り曲げます。針の穴にリボンまたはタコ糸を通し、鉛筆で作った竿にくくりつけます。

 
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このように釣り上げます!

6.できあがり。作った魚を床に並べ、魚釣りをします。

竿を長く、リボンを長く、磁石の磁力を弱くすると、釣りにくくなります。兄弟で釣りの競争をするときは、上の子どもには、釣りにくくなるように、ハンディをつけると、公平に遊べますね。

 
魚には良質なたんぱく質や健康のために役立つ脂肪が多く含まれます。また、神経系の発育や、眼の組織をつくる際に利用される物質も多く含まれており、妊娠中や幼児期には特に必要だと言われています。さらに、魚に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の働きを活性化すると言われています。

この魚釣り遊びを作ることをきっかけに、お子さんと一緒に魚のお買い物に行き、お子さんと一緒に調理をし、一緒に食べてみてください。一層魚が身近に感じられるはずです。また、機会があれば、実際の魚釣りに出かけるのもいいですね。
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