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本命・併願大学プランニングの大原則

大学受験で確実な合格を手にするために欠かせないステップが、第1志望の大学と合わせて受験する「併願校」の選定。今回は、本命・併願校を選択するときの基準や基本的な考え方、失敗しない併願プランのために注目したいポイントを解説します。

執筆者:大坪 讓

本命も併願も、本当に入学することをイメージすることが肝心

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本命校も併願校も、本当に入学することをイメージしておくことが大切。

実際に出願(受験)する大学を選ぶときの基本的な考え方は、第1志望校・併願校を問わず「自分が学びたいことを学べる大学であるか」ということです。まずは大学の教育内容・カリキュラムなどを確認して「ここで学べること」をしっかりチェックしておくことが大切です。

特に学部・学科の名称には惑わされないこと。近年の大学の学部・学科名の種類は多彩になっており、同じ名称を冠していても専門的に学ぶ学問分野が異なるケース、逆に一見して異なる名称の学部・学科でもきわめて類似したカリキュラムを採用しているケースもあります。大学案内などでカリキュラムや授業の内容をよく調べたうえで、同じ系統の学部・学科を候補に挙げていきましょう。さらに、偏差値や得意・不得意科目などの成績条件から「目標とする大学」「実力相応の大学」「合格を確保する大学」という3段構えで候補を絞っていきます。

併願大学の選定にあたっては、第1志望校と同じように「合格したら本当に4年間通いたいのか」をじっくり考えましょう。親子で話し合うとともに、本人の能力や適性をよく知る高校の担任や、進路の先生ともよく相談してください。そのうえで「ぜひ、ここで学びたい」と思える大学を見つけることが重要なポイントです。
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