クラシックなフォルムの斬新な解釈

SILVERBACK

写真1. SILVERBACK 器具を横から見る


日本の住宅照明は天井にある引っ掛けシーリングや埋め込みローゼットなどから給電する通称「シーリングライト」と呼ばれる照明器具が広く普及しています。

多くの器具は乳白カバー付きのもので、カバーはできるだけ光むらがないよう、見た目で均一な明るさの製品が空間に柔らかな光が放たれています。

最近、この種の製品はLED器具に変わりつつあります。

この度紹介するシーリングライトで壁にも取り付けできる「シルヴァーバック シーイング/ウォール」はルイスポールセンとデザイングループKiBiSiとのコラボレーションによって開発された製品です。

この製品は建築と照明に統一感をもたらす、新しいスタイルを示しています。至ってシンプルなクラシックなフォルムがその外観から内部のLED光源に至るまでシルヴァーバックは革新的アイデアに満ちています。(写真1)


器具中央部に集約されたLED光源

正面からの写真

写真2. 正面からの写真。陰影効果により器具形状がより立体的に見える

器具は優雅なフォルムからなり、オパール色のアクリルカバー(ディフューザー)が柔らかい光を空間全体に広げます。

器具中央に集約して置かれた高効率LEDはオパール色のディフューザーの表面からミリ単位の正確さで最適な位置にあり、眩しさを意味するグレアが感じられません。(写真2)


 
LED素子

写真3. カバーのデザインとLED素子の配列

LED素子は見えず、ディフューザーの中心からエッジにかけて、カバーが大きくカーブするポイントで光量を落とすことで器具形状をより立体的に見せ、発光面のフォルムが平たんに見えないように設計されています。(写真3) 

また、ディフューザーの背部にはシルバー色の半透明・半メタリック処理をしており、壁や天井の設置面に光を透過し、光輪のような効果を生みだしています。


 
次のページでは「建築空間に溶け込む器具」についてご紹介します。