清風南海中学の科目別入試傾向
■算数2006年度以降は、大問6題で小問が23ないし26題の出題形式が定着している。全体的に問題の難易度は高く、計算問題にしても最大公約数や最小公倍数などの数の性質を利用しなければ解けない問題が出題されている。文章題は、旅人算・つるかめ算などの出題傾向が高い。図形問題は幅広い範囲から出題されている。
■国語
大問4題(論説文、物語文、慣用句、漢字)の出題傾向が定着している。論説文と物語文は、読みやすい文章が多いが、記述問題もあり長文読解力が求められる問題が多い。
■理科
難解な問題は少ないが、基礎的な知識だけで対応できる問題は少なく、分析力・思考力を求められる問題が多い。問題量が多いため、普段から多くの問題を解いておく必要がある。
■社会
各分野からバランスよく出題されているが、歴史問題のウェイトが若干高い。国際関係や時事問題に関しては、細かい知識まで求められることがあるので、最近話題になったニュースを把握しておく必要がある。
清風南海中学、受験合否を分けるもの
全教科共通して問題のレベルが高く、問題数も多いため、効率的に問題を把握し正確に解く力が求められます。基礎的な知識だけで解答できる問題は少なく、日頃から数多くの難問にあたっておく必要があるでしょう。特に、清風南海中学の算数図形問題は難問であり、図形問題の出来によって合否が左右されます。展開図に関する問題なども含め、多くの図形問題にあたっておくことをオススメします。
清風南海中学などの最難関中学合格には、進学塾への通塾が不可欠。進学塾を選ぶ際の基準は、通塾時間や授業料なども選択基準としてあげられますが、最難関中学を志望する場合には、最難関中学合格実績を重視することをオススメします。