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スバルの次世代アイサイトは「曲がる」も制御!

来年登場する新車に搭載すると発表したスバルの次世代「アイサイト」。次期レガシィとも推測できるが、従来の「走る」、「止まる」に加えて「曲がる」も制御するという。「ぶつからないクルマ?」はどう進化するのか。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

次世代アイサイトは次期レガシィに搭載か!?

次世代アイサイト横断者認識

ステレオカメラ画像のカラー化でクルマや歩行者、自転車などに加えて、オートバイ、赤信号などを認識。約40%の広角化、望遠化により横断者などの認識も向上している


10万5000円という比較的手頃な価格と「ぶつからないクルマ?」や「ついていくクルマ?」などでお馴染みのCM展開もあって、2013年9月末時点で累計販売台数は約15万台、装着率は約8割に達するというスバル「アイサイト(EyeSight)」。

この数字は、2010年に発売された「アイサイトver.2」のもので、スバルのユーザーアンケートでは約96%が「満足・やや満足」、つぎのクルマも「絶対アイサイトにしたい・できればアイサイトにしたい」が約93%と高い支持を獲得しているそうだ。

しかも、2割以上のユーザーが「アイサイトver.2」の「1次ブレーキ」もしくは「2次ブレーキ」のお世話になったことがある、つまり「ヒヤリ」としたことがあり、もちろんヒヤリにも軽重はあるだろうが、事故を回避したこともあるはず。

「走る」・「止まる」に加えて「曲がる」も制御

アイサイトカメラ画像カラー化

カメラ画像のカラー化によりブレーキランプだけでなく、赤信号など信号も認識できるように。ただし、赤信号は自動で止まるという領域までは到達していない


さて、10月上旬に発表された次世代「アイサイト」だが、その目玉は走る(アクセル)、止まる(ブレーキ)という従来の制御に加えて、曲がる(ステアリング)という操舵制御が可能になった点と、ステレオカメラ画像のカラー化により先行車のブレーキランプや信号も認識できるようになったのが主なポイント。

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では、次世代「アイサイト」ができることとは?
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