過去問をマスターしよう!
過去問をしっかり確認し覚えておくことで、点数アップにつながります。漢検1級の同音異義語の書き問題で、異なる回で同様な問題が出題された例を挙げてみましょう。以下の例題1と例題2は、それぞれカタカナ部分を漢字で書く問題です。
【例題1】
■平成22年度第3回
(1)春になると梅の花がツボむ。
(2)昼になって朝顔の花がツボんだ。
■平成24年度第3回
(1)春になると梅の花がツボむ。
(2)昼になって蓮の花がツボんだ。
【例題2】
■平成22年度第1回
(1)月にカサがかかる。
(2)カサぶたが剥がれる。
■平成24年度第2回
(1)中天の陽にカサがかかる。
(2)カサぶたを剥がす。
問題文は微妙に変化していますが、平成22年度に出題された問題が、平成24年度の問題としてふたたび出題されています。書き問題は1問につき2点ですから、同音異義語の問題だと合計4点となります。
例題1、例題2とも、同じ漢字の組み合わせで出題されているので、同音異義語として組み合わせを覚えておけば4点は取れることになります。
実際には、同音異義語だけでなく、読み・書き問題、四字熟語、故事成語・ことわざの問題でも過去問から多く出題されています。
- 漢検の問題形式に慣れること
- 過去問をマスターすること
■問題の解答
【例題1】(1)蕾 (2)窄
【例題2】(1)暈 (2)瘡