blurの音楽性を大きく変化させたアルバム
■アルバム名blur
■バンド名
blur
■おすすめ理由
イギリスを代表するロックバンド、blurが自らのバンド名をタイトルにして、1997年に発表した5枚目のアルバムです。
「ブリットポップは死んだ」とボーカルのデーモン・アルバーンが発言し、blurの音楽性はこのアルバムから大きく変わり始めます。
発言通り、ブリットポップとは決別し、オルタナティブロックやグランジなどの要素を取り入れ始めます。
ブリットポップ時のファンにとっては賛否両論でしたが、新たなファンを多く獲得しました。
その後発表した「13」では芸術性がより深まり、バンド史上、大きな分岐点となった作品と言えます。
ただ、バンド史についてだけではなく、音楽史にとっても大きな意味をなすアルバムで、あの発言とこのアルバムがブリットポップムーブメントの終焉とされています。
ブリットポップムーブメントの象徴がblurであるならば、それを終わらせたのもまたblur。
そんな大きな意義を持つ重要なアルバムです。