離乳食期のスプーン・フォークは、どう練習させればいいのか?

1歳~1歳半ぐらいになると、スプーンやフォークで口に運ばれた食事を上手に食べることができるようになり、奥歯の生え初めや、噛んだり飲み込んだりする力の成長により、食べられる素材や大きさ、固さになどにもバリエーションが出てきます。次に「いつごろから1人で食べる練習をしたらいいの?」「どうやって進めればいいの?」と気になり出す時期ですね。子どもの意欲を妨げずに、マイペースで楽しくスプーンやフォークを使う練習を進める3つのコツをご紹介します。

まずは十分な手づかみ食べ体験を

子どもの食べ方の発達は、全体を通して見れば、
  1. スプーンやフォークで食べさせてもらう
  2. スプーンやフォーク使いを練習する
  3. 1人でスプーンやフォークを使って食べられるようになる
という流れになります。

しかし、この流れの中には、(1)と(2)の間に「手づかみ食べ」というとても大切な段階が抜けています。食べることへの意欲が出てきた赤ちゃんは、時期にこそ個人差はありますが、必ず、食べ物に手を伸ばしてつかんで自分で食べようとします。この経験をたくさんさせてあげることが、次に続くスプーンやフォークの前の段階として大きな役割を持っています。

手づかみ食べ

手づかみ食べを十分に体験する機会を!

なぜかというと、自分でつかんで口に持っていくということで、自分が食べたいものからつかんだり、つかんだときの形や感触や温度を味わったり、自分のペースで口に運ぶという基礎になるからです。

“自分のペース”といっても、この時期の子は、口に入る以上のものを詰め込んでしまったり、まだ口に食べ物があるのに次の食べ物を押し込んでしまったり、触って少し口に入れてみた後、持て余したりするということもあります。そういったことを繰り返しながら、少しずつ、自分の一口に適した量や口に運ぶタイミングを習得していきます。

汚してもいい環境を整えマイペースで

フォークに挑戦

なかなかうまく使えなくても、自分であれこれやってみることも経験

エプロンをかけ、床に新聞紙などを敷いたりして、ボロボロこぼされてもいい環境を作りましょう。こぼれた食べ物をキャッチできる、ポケットタイプのエプロンも活躍する時期です。首回りが窮屈にならないもの、洗いやすいものなど、好みに応じて選んでみてください。

スプーンやフォークは、気が向いた時に手を伸ばせるように、常に添えて。すくいやすいように、刺しやすいように、食べ物の形状や固さを少し工夫してあげましょう。なかなかうまくできるものではないので、手を添えて、すくったり刺したりする経験をさせながら、口に運んであげましょう。

>>3つ目のコツが、実は一番難しい!?