長大作氏、突然の訪問!

展示会も和やかにスタートした初日、突然「長大作」氏の訪問。

十人十色の低座椅子。椅子は実際に座ることができる。

学生たちは、大喜び。それもそのはず、学校授業の初対面から丁度一年半。その間、苦しみ悩まされた「低座椅子」も生みの親の長大作氏のお顔を拝見するだけで……表情が変わった。訪問の長大作氏も、実際の完成品を見る楽しみにされていましたから。

今までの想いが一気に吹き出したかのように長氏に質問攻め

仕上げの工夫や実際の作り方は?……座り心地は?「この背は本物と同じ厚さ?」……質問、意見が飛び交う展示会場。

この名作椅子を創るシリーズも早5脚。しかしながら、永い時間を経ないとその称号は与えられない「名作椅子」。ましてや、その椅子を制作したデザイナーが生存(失礼します)されている事は、誠に希有。
苦労して制作した椅子を「実際のデザイナー」に見てもらう、意見してもらう、なんて幸せな学生たちだろうか?……そしてデザイナー:長大作氏だろうか?
「デザイン」、そして成果物としての「モノ」……時間を超えて繋がる瞬間がここにある。

長大作氏と記念撮影。皆素敵な笑顔に包まれて。長氏の後に筆者。

ファッションでも、料理でも、音楽でも、身の回りにある様々のモノの中に、先人たちの残したモノの中に、全く現代でも通用する、いやこれからも必要であろうKeywordが封印されている。

『七転八起 低座椅子をつくる』……彼ら学生たちの達成感の笑顔と、完成した椅子の中に様々なKeywordが見えるてくる、そんな展示会であった。