地元では欠かせない温泉
■スポット名湯之元温泉
■おすすめポイント
湯之元温泉は温泉が比較的少ない宮崎県の中では、明治時代から続く歴史のある温泉として知られます。昔は本当に鄙びた秘湯という感じでしたが、今では綺麗にリニューアルされており、
誰にでも安心して勧められます。
最大の魅力は、高濃度炭酸泉の泉質の素晴らしさです。源泉温度22度の冷鉱泉なので、源泉風呂は冷たい水風呂ですが、サイダー風呂のように体に泡が付くのです。もちろん加熱した浴槽もあり、加熱すると温泉成分の鉄分が顕在化して褐色のにごり湯になるので、二種類の温泉があるように楽しめます。
露天風呂もあって、弱い加熱になっているので、源泉風呂と加熱浴槽の両方の良さを兼ね備えています。それぞれの浴槽の趣向や目的が異なり、明確な意図で楽しませてくれるので、温泉好きには嬉しい限りです。なお源泉風呂は本当に冷たいので、水風呂が苦手な方は、暑い夏の日に行くのがお勧めです。
本来は宿ですが、地元では欠かせない温泉になっており、夜まで日帰り入浴出来ます。大雨の日に到着すると、宿泊棟のロビーで休むように招き入れて下さいました。こうした心遣いも有難い限りです。宿泊棟のロビーも民芸調の素敵な風情で、宿泊でも快適に滞在出来そうだと思いました。
■湯之元温泉
住所:宮崎県西諸県郡高原町大字蒲牟田7535
電話:0984-42-3701
入浴時間:10:00~22:00(最終受付21:00)
料金:400円
定休日:第1水曜日
HP:www.yunomoto.org/
※データは記事公開時点のものです。