知名度が上昇している長湯温泉の人気施設
■スポット名長湯温泉ラムネ温泉館
■おすすめポイント
別府温泉や湯布院温泉という著名な温泉に近いながらも、近年急速に知名度が上昇しているのが長湯温泉。その理由は温泉の良さで、ほぼ全ての温泉が源泉かけ流しで、温泉泉質の良さを満喫出来ます。しかし、泉質の良さには形が無いので、一般の方々にはなかなか分かって頂けないもの。それを建築という形で分かりやすく表現したのが、長湯温泉ラムネ温泉館(竹田市)です。
著名な建築史の研究家で、建築家でもある東京大学名誉教授の藤森照信先生の特徴的な建築は、どこか牧歌的で、ムーミンが顔を出しそうな雰囲気です。塔のてっぺんに松が生えている建築も、ニラが生えているニラハウスや、タンポポが生えているタンポポ・ハウスで知られる藤森先生らしい建築です。
藤森先生は温泉好きでも知られるので、浴場の設計も完璧で、日本屈指の浴場建築に間違いありません。内湯には濁り湯が満たされますが、露天の透明湯が炭酸が多く、体に泡が付くのが見られます。これがラムネ温泉館と呼ばれる由来です。
大変に人気がある施設で週末は駐車場が満車になってしまうので、週末に行くならオープンと同時に行くのがお勧めです。何度行っても駐車場が満車という場合は、御前湯という日帰り温泉施設が道の駅長湯温泉に隣接してあるので、そちらを利用して下さい。こちらは透明湯はありませんが、濁り湯の泉質は遜色ありません。
■長湯温泉ラムネ温泉館
住所:大分県竹田市直入町大字長湯7676-2
電話:0974-75-2620
営業時間:10:00~22:00
料金:大人500円
定休日:第1水曜日(1,5月は第2水曜日)
HP:www.lamune-onsen.co.jp/
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