育児中に資格取得
第一子の育児中。初めての育児に半ばノイローゼになり、保育士になれば世界が変わるかもしれないと、急に勉強を思い立ちました。
偶然友人から古い通信教育のテキストを譲り受けられ、格安で勉強ができたのも幸いでした。
その時は仕事をしていなかったとはいえ、子供がいる中での資格取得は、なかなか大変だったと思います。
約4ヶ月の勉強で10教科中8教科合格、翌年は第二子妊娠中(&入院)でしたが約3日間の勉強期間で残りを終え、平成22年に無事取得しました。
※2013年から受験科目等に変更があったようです。
毎日2時間、集中してコツコツ
子供が昼寝している間だけ!と毎日時間を決めてやりました。すべての事象に言えることですが、ダラダラやるのは時間の無駄。集中力を高めて臨むこと!子供の母子手帳と照らし合わせて(体験をそのまま知識に変える)
特に、予防接種のスケジュールとその内容、学校保健法で定められている病気一覧など、実生活と密接な関係のあるものも多く、唯一その点では「育児中」が役に立ちました。インターネットをフル活用
毎年のように法令が改定されます。直近で変わったものなどは試験対象になりやすいと思い、目を通すだけでもやっておきました。簡単に最新のものが検索できるので助かります。また、各種無料サイトやSNSを利用して試験問題を出し合ったりしました。私はmixiの保育士試験のコミュを利用しました。ニュースに目を通す
なにしろ保育士試験は範囲が広い! 児童保育は児童福祉の一分野であり、社会福祉の一分野でもあります。保育学自体は教育学の一分野で、小児を預かる以上は小児の発達心理や小児栄養学や看護学も必要。その歴史を知るために世界史・日本史を振り返る必要までありました。もちろん実技も必要なのですが、幅広い分野の知識が必要とされます。日常の些細なニュースに目を通しておくとよいでしょう。たとえば児童虐待のニュースの場合、どのような流れで通報がなされ、どの部署が動いたか。
「生きた例」で流れを掴むと試験にも活かされます。
どうしようもないものは「ゴロ合わせ」
あとはひたすら暗記!必須アミノ酸全種類など、暗記するものも多かったです。ちなみにこの「ゴロ合わせ」は、人のをまる写しするよりも自分で作った方が頭に入りやすいです。