不動産売買の法律・制度/ガイド:平野の私的不動産用語集

区分登記

「区分登記」についての用語解説です。不動産に関する通常の登記と区分登記とがどのように違うのか知っておきましょう。(2013年改訂版、初出:2006年8月)

執筆者:平野 雅之


区分登記

【くぶんとうき】

1棟の建物の中に区分所有権の対象となる複数の区画があるときに、実際にこれを分けて登記すること。

分譲マンションの場合には当初から各部屋ごとに区分登記がされるのに対し、オフィスビルや二世帯住宅などでは建築後、数年を経てから必要に迫られて区分登記をすることもある。

もともと賃貸マンションだったものを、時期を分けて区分登記しながら、一つひとつの部屋を投資家向けに売却するケースもあるが、計画性の乏しい売却では土地の持分計算などが間違ったままで登記されていたことも実際にあった。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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