区分登記
【くぶんとうき】1棟の建物の中に区分所有権の対象となる複数の区画があるときに、実際にこれを分けて登記すること。
分譲マンションの場合には当初から各部屋ごとに区分登記がされるのに対し、オフィスビルや二世帯住宅などでは建築後、数年を経てから必要に迫られて区分登記をすることもある。
もともと賃貸マンションだったものを、時期を分けて区分登記しながら、一つひとつの部屋を投資家向けに売却するケースもあるが、計画性の乏しい売却では土地の持分計算などが間違ったままで登記されていたことも実際にあった。