タイパビレッジの注目の新店
コロニアル風建築をリノベーションした一軒家レストラン (c) Casa de Tapas
官也街から徒歩すぐの立地 (c) Casa de Tapas
人気レストランや土産店が数多く集まるタイパ島随一の観光地、
タイパビレッジ。その中心ともいえる
官也街から徒歩すぐのところに、古い洋館を一棟丸ごとリノベーションしたスペイン・タパス専門レストラン、カーサデタパスが2013年9月にオープンしました。オシャレな隠れ家風レストランとして早くも注目を集めています。
スペイン人シェフによる本格タパス
スペイン料理の代表格ともいえるパエリアも (c) Casa de Tapas
イベリコハムトースト (c) Casa de Tapas
カーサデタパスを率いるのは自身初の海外店のオープンとなる、シェフのアルフレッド・M・ペレス・ドボン・バトレス氏。アルフレッド氏は有名なLe Fouグループのレストランなど、スペイン料理の名店で豊富な経験を持ち、スペインのバレンシア、マドリッド、サン・セバスティアンといった各地域固有の伝統レシピから、アバンギャルドなタパスメニューを創造することで知られています。
タパスは1つ1つが小皿で、テーブルの上に多くの違った料理を並べることができるのが特徴。テーブルを囲む皆で和気あいあいと食事をすることで、お酒も進み、会話もはずむというのがカーサデタパスの狙いといいます。なんとなく、タパスのスタイルはマカオで主流の飲茶と似ていますね。
おすすめメニュー
仔豚のロースト (c) Casa de Tapas
車エビのグリル (c) Casa de Tapas
カーサ・デ・タパスの代表的メニューはTortilla con salmorejo (スペイン風オムレツのトマトクリーム添え)、Cochinillo confitado (仔豚のロースト、アップルソテーとレタスブーケ添え)、Langostine al ajilo (車エビのグリル、ガーリックソース)、Calamar en aceite de olive (イカのオリーブオイル仕立て)など。ベジタリアンメニュー、旬の味覚を用いた季節メニュー、各種デザート、Queso espanol, bizcocho de almendras y miel (スペインチーズセレクション、ハチミツ添え)もおすすめです。タパスによく合うスペインワインやオリジナルカクテルも各種揃います。
リノベーション物件
オシャレな雰囲気の店内 (c) Casa de Tapas
見事にコンテンポラリーな雰囲気にリノベーションされている (c) Casa de Tapas
カーサデタパスは伝統的なマカニーズスタイルの店舗建築をリノベーションしており、オリジナルのコロニアル風のファサードや特徴的意匠をそのまま残しています。50名収容の店内はフロアごとにテーマを変えており、1階がバー、2階がカジュアルな雰囲気で食事やお酒を楽しめるタパス・バー、3階はよりプライベート感のあるテラス席という構成。フロアごとに貸切での利用も可ということで、マカオ旅行の際にちょっとしたパーティを開く予定のある方にはぴったりです。
タイパビレッジは英語で「オールドタイパビレッジ」とも呼ばれるように、細い路地や古い建物が残る街区。官也街南側入口にあるスターバックスをはじめ、人気ポルトガル料理レストラン、アントニオなどもリノベ物件に新規出店や移転をしています。今後、タイパビレッジではリノベ物件カフェ・レストランがブームの予感。
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Casa de Tapas(塔巴斯西班牙小館) ※タイパ島
住所:Rua dos Clérigos No.9, Taipa
TEL:+853-2857-6626
営業時間: 12:00~24:00(金・土~深夜1:00)
定休日:無休