建築主事
【けんちくしゅじ】自治体において建築確認や完了検査などを専門に担当する職員で、国土交通省が行なう資格検定に合格した者の中から、都道府県知事または市町村長が任命する。
もちろん個別の事務は建築主事以外の担当者も分担しているだろうが、全体の責任は建築主事が負うことになる。
都道府県および政令で指定する人口25万人以上の市では建築主事を設置しなければならないが、その他の自治体では任意設置となっている。
>> 特定行政庁
「建築主事」についての用語解説です。自治体の建築行政の中で大きな役割を担う建築主事が、どのような立場の人なのか知っておきましょう。(2017年改訂版、初出:2006年8月)