逃げても逃げても追いかけてくる殺人マシーン
■作品名ターミネーター (1984)
■監督
ジェームズ・キャメロン
■主演
アーノルド・シュワルツネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン
■DVD/Blu-ray発売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
■おすすめの理由
説明のしようがないほど有名な作品ですが、1984年に公開されたこの第一作目の「ターミネーター」により、アーノルド・シュワルツネッガーが一躍スターの座に輝いた記念すべき作品です。
突然、未来から訪れた殺人マシーンに命を狙われ追われ続ける女性と、彼女を助ける戦士とのSFアクション映画です。
■あらすじ
1984年のLA。
雷の閃光とともに全裸の男が突然地上に表れる。
彼は未来から来た殺人マシーン、ターミネーター。
ちんぴらの服を奪い、銃を店から強奪し、電話番号帳で調べた「サラ・コナー」の住所の掲載されたページを破り持ち去る。
サラ・コナーの名前を持つ女性を、片っ端から訪ね殺すターミネーター。
そしてやっと彼の標的である「サラ」の家に到着するが、そこにいたのは、ルームメイトとそのボーイフレンド。
二人を射殺したターミネーターは、そこに「サラ殺人事件」をテレビニュースで知り、ルームメイトに注意を促すためにかけて来たサラの留守電を聞き、殺したのはサラではなかったことに気がつき、またサラの行方を追い始める……。
核戦争が勃発し人類は全滅し、コンピューターに支配された未来の世界。
そこではジョン・コナーという男が人間側のリーダーとなり革命を起こし、人間側が優位になったので、コンピューター側がターミネーターに命令し、ジョンの母親になるサラを殺しに未来からくる……という設定に、この映画を初めて観た時、ワクワクしたことを覚えています。
そして、逃げても逃げてもどこにでも追いかけてくる、燃え殻になっても追いかけている……。
そんなターミネーターのしつこさは恐怖でした。
でもそんな恐怖に負けることなく、戦うサラ・コナーがまたカッコよくて、さすが未来の人間界のリーダーとなる母だなという感じがします。
続編がたくさんできましたが、やはりビギニングになるのこの作品が一番好きで、今観ても映像も音楽も非常にクオリティの高い作品だなと感じます。