特異な才能をもった芸術家を多く産み出した町
■書名バルセロナ紀行
■おすすめポイント
バルセロナと聞いて最初に頭に思い浮かぶ人物は、アントニオ・ガウディという人は数多くいることでしょう。バルセロナには、ガウディによる建築物があちこちに溢れています。その全てを押さえたい人には、『バルセロナ紀行』はオススメの本です。
バルセロナを初めて訪れて、ガウディの建築物を全て巡り歩くことは難しいものです。『バルセロナ紀行』では、ガウディの建築物が詳しく紹介されています。
バルセロナを歩くときには、ガウディの建築物が格好の目印になることに気づかされます。ガウディばかりではなく、バロセロナはピカソや、ダリ、ミロ、カザルスなどの特異な才能をもった芸術家を産み出した町でもあります。
バルセロナがもっている多彩なエネルギーや、バイタリティを理解するヒントをこの本で見つけることができそうです。都市の構成も旧市街地や新市街地を都市化の観点から分析されています。
他にも、「スペイン人の仕事ぶり」、「バルセロナの学生の様子」、「バルセロナの住居表示」など、他の本では書かれていないようなレアな情報まで、言及されています。
■バルセロナ紀行
著者:石川義久
出版社:批評社
発売日:1992年7月10日
定価:1900円
※データは記事公開時点のものです。