年齢条件は5つの区分に分けられる!
年齢条件は同居の家族の中で、その車を運転する一番若い人に合わせるのが絶対です。
- 全年齢担保 → 18歳から補償OK
- 21歳以上担保 → 21歳未満は補償×
- 26歳以上担保 → 26歳未満は補償×
- 30歳以上担保 → 30歳未満は補償×
- 35歳以上担保 → 35歳未満は補償×
上記が年齢条件の区分ですが、保険会社によっては4.までの会社、5.までの会社、または1歳ごとに細かく分類している会社もあります。
保険料は1.が一番高く、5.が一番安くなります。この理由は過去の事故データの若い世代ほどリスクが高いという統計結果に基づいているようです。保険料も気になりますが、年齢条件の決め方は、その車を運転する同居の親族で一番若い人…となります。例え若い人であっても運転者限定+年齢条件なら、制限がなかった状態と比べかなり安くなっているはずです。
30歳未満限定なのに若い人が運転できる方法
基本的に年齢条件に合致しない運手者が起こした事故は補償されません。しかし、30歳以上補償でも、18歳の人間が運転しても補償OKとなる契約の仕方があります。以下がその具体的な方法です。■若い運手者が別居の未婚の子
「30歳以上補償」+「家族限定あり」
年齢条件がかかってくるのは同居の親族のみ。別居の未婚の子供は何歳であっても運転してOK。当然補償されます。ただし別居の未婚の子供の定義は各保険会社で異なります。
■若い運転者が他人の場合
「30歳以上補償」+「家族限定なし」
使用人は不可ですが、会社の後輩、友人・知人などの他人は何歳でも補償できます。
以上の2つだけは若い人が運転しても大丈夫! 30歳以上に限定しているのに不思議に感じますが、ほとんどの損保ではこの内容が当てはまります。例えば「19歳の別居の子供がいて、全年齢補償にしている」という方は、ご加入中の保険会社で契約内容を確かめてみましょう。思いがけず保険料が安くなるかもしれませんよ。