『ウルヴァリン:SAMURAI』で有名になった町とは?
まずは『ウルヴァリン:SAMURAI』。撮影当初から、ヒュー・ジャックマンを目撃したファンがツイートしたり、ヒューが「息子と富士山に登った」「新幹線に乗った」など日本滞在の日々をこまめにツイートしたりしていたので公開前から日本ロケしていたのは話題になっていました。
『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年度作品)
カナダの山奥で隠遁生活を送っていたローガン(ヒュー・ジャックマン)が、日本の友人を訪ねると、友人は病で死に、そして彼の娘のマリコ(TAO)が謎の組織に襲われ、ローガンは彼女を助けるために逃亡の旅へ……というストーリー。前半のロケ地は、東京の秋葉原、新宿、上野、増上寺など。看板やネオンがにぎやかな東京も見られるけれど、後半に登場するロケ地、広島県の鞆の浦は、空が広く、海もあり、ノンビリした場所。ここではこれまでのハリウッド映画では見られない日本が映し出されています。日本でロケしたハリウッド映画は数多くあれどこれだけ大規模なのは珍しい! ある意味貴重な映画かもしれません。
監督: ジェームズ・マンゴールド
出演: ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ、スヴェトラーナ・コドチェンコワ、ファムケ・ヤンセン
© 2013 Twentieth Century Fox.
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